新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

公開日: 更新日:

 高騰が続く今年の新米価格。やはり、あまりにも高すぎて消費者のコメ離れが進んでいるのか。ついに業界トップからも、苦しい現状を訴える声が聞かれるようになった。

 コメ卸最大手・神明ホールディングスの藤尾益雄社長が4日付の朝日新聞で「新米の販売に急ブレーキがかかっている。全く動かないと言ってもいい」と現状を語った。そのうえで、取引先のスーパーで「一番売れているのが、米国からの輸入米で、次が備蓄米」と、いびつな状況を明かしたのだ。

 2日にデジタル版で事前配信された記事では、さらに踏み込み、米価が「どこかで暴落するのではないか」とまで言及。その時期についても「(価格が)上がるときも下がるときも、年明けが多い。その次は決算期の3月だ」と示したのだ。

「大手ほどコメ価格に関する発言は慎重になります。神明の社長がコメ余りで米価が暴落する可能性にまで言及するのだから、それだけ事態は深刻ということ。実際、新米の売れ行きが非常に悪いのは事実です」(大手コメ卸売関係者)

 4日、日刊ゲンダイ記者が都内のスーパーを訪れると、秋田県産あきたこまちが5キロ5300円(税込み)で店頭に並んでいた。とても手に取りやすい価格とは言い難いだけに、消費者が新米を手に取らなくなるのもうなずける。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    森保J次戦のスウェーデンを徹底予想! 相手FW陣迎える3バックは誰が? なでしこ初代監督が挙げるキーマン

  2. 2

    高市首相の「反社会性パーソナリティー」を精神科医が懸念…海外メディアもG7での“虚勢”をさらし上げ

  3. 3

    長尾謙杜は熱愛報道に謝罪も「問題児」扱いで“STARTO社出世レース”からドロップアウト

  4. 4

    “因縁”のネトフリが中継…大谷翔平が球宴ホームランダービー出場を躊躇する本当の理由

  5. 5

    三吉彩花が雰囲気激変! 背中の大胆な「一輪の花のタトゥー」披露の波紋と韓国進出

  1. 6

    ホラン千秋は都立国際高校→青学大英米文学科と順調に進学も、女優の夢に破れてキャスターで開花

  2. 7

    佐々木麟太郎をMLBドラフト大改革が直撃…スタンフォード大残留なら契約金大幅減も

  3. 8

    ロッキーズ菅野智之にトレード浮上! Dバックス、パドレス入りで打倒ドジャースの急先鋒になるか

  4. 9

    古賀千景議員の「自衛隊」発言はそんなに的ハズレか? 得したのは“怒ってみせた”進次郎防衛相だけ

  5. 10

    日本代表のW杯快進撃のウラにFW堂安律の大変身!「オレがオレが」を変えた森保監督の一喝