山県有朋による主権線と利益線から生じた「生存圏の拡大」

ヒトラーの野望はむろん、第1次世界大戦で失った領土、権威、秩序を回復し、さらには8000万のドイツ国民の生存のための空間を拡大することにあった。そういう生存圏の拡大のために人種問題が意図的に用いられた。ユダヤ人の抹殺を進めたり、スラブ民族への徹底した侮蔑意識による侵略行為、共産…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り921文字/全文1,062文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】