思想犯・志賀義雄、徳田球一の「獄中18年」が流行語になった

占領期の6年8カ月は、国家主権が失われていた時であったが、この間の日本人の姿は占領期でない時代とは多くの点で異なっていた。戦争に負けるという体験は、日本人には大きな衝撃だったのである。そこで日本人の思考や発想は大きく変化していく。
たとえば「獄中18年」という言葉が流行…
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