もっと知ろうよ船橋ケイバ「船橋ジョッキーズフェスティバルがアツい」

公開日: 更新日:

今年が第1回

 船橋ケイバの次の開催は6月21日(月)から25日(金)までの5日間。

 今開催のメインは24日(木)の短夜賞(準重賞)だが、ここでは最終日の最終レースに注目したい。

 4月5日(月)に船橋ケイバは同競馬場初となるジョッキー主役のシリーズ競走「2021船橋ジョッキーズフェスティバル」を開催することを発表した。

 このシリーズは4月の第1回開催から、12月の第9回開催にかけてトライアルラウンドを行い、来年1月の第10回開催で決勝ラウンドを実施。年間チャンピオンを決定するというもの。

 実施されるのは主に各開催の最終日の最終レース。一部、開催初日のケースもある。

 C2、もしくはC3クラスで能力が拮抗する馬を揃えた選抜競走を設定し、各レースの着順に応じてポイントを付与。その合計ポイントによって決勝ラウンドへの出場権を争うことになる。距離はすべて二千二百メートルだ(ただし、決勝は未発表)。

 ポイントは①着30点、②着20点、③着15点、④着12点、⑤着10点、⑥着8点、⑦着7点、⑧着6点、⑨着5点、⑩着4点、⑪着3点、⑫着2点、⑬着1点と非常に細かく刻まれているのがこのシリーズの特徴。

 現在、第1戦、第2戦が終了。トップに立っているのは第1戦は⑪着だったが、第2戦に勝利して33ポイントの山中悠希騎手。現在、26歳の若手ジョッキーだ。

 2位は第1戦に勝利して、第2戦は騎乗馬なしだった山口達弥騎手。こちらは現在、34歳。

 3位は第1戦②着で、第2戦は騎乗馬なしだった張田昂騎手。33歳の今年はカジノフォンテンとのコンビで大活躍中。川崎記念を鮮やかに逃げ切ったかと思えば、ここ船橋最大のレースであるかしわ記念を早め抜け出しで、またまた中央勢を撃破した。

 以下、本橋孝太騎手が20点、石崎駿騎手が15点で続いている。

 実力拮抗の馬を集めているためか、現在の順位はリーディングと全く一致しない。

 南関東トップで船橋所属の森泰斗騎手は8点で12位。船橋でナンバー2の存在である本田正重騎手は第1戦が⑩着で4点のみで、20位にとどまっている。

 とはいえ、今年が初の試みである「2021船橋ジョッキーズフェスティバル」はまだ始まったばかり。初のチャンピオンとなるのはどのジョッキーか。開催の最終レースにもぜひ注目していただきたい。

■外部リンク 船橋ケイバ 公式サイト

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大逆風の田中将大まさかの〝浪人〟危機…ヤクルト興味も素行に関する風評が足かせに

  2. 2

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  3. 3

    楽天・田中将大の二軍テスト続行を明言…“外様”今江監督ならではの「常識的判断」

  4. 4

    「(菊池雄星を)高1で超えてやる」 天性の負けず嫌いが花巻東に進学した“本当の理由”

  5. 5

    斎藤元彦知事&代理人弁護士「時間差会見」のあざとさ…二人揃ってPR会社美人社長をバッサリ切り捨て

もっと見る

  1. 6

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  2. 7

    斎藤元彦知事が百条委トンズラで大誤算!公選法違反疑惑に“逃げの答弁”連発も「事前収賄罪」の可能性

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    「終わらない兵庫県知事選」の行方…新たな公選法違反疑惑浮上で捜査機関が動く“Xデー”は

  5. 10

    斎藤元彦知事代理人の異様な会見…公選法違反疑惑は「桜を見る会前夜祭」と酷似、期待されるPR会社社長の“逆襲”