マー君に早くも来季のノルマ 「32試合に登板してほしい」
右肘靭帯部分断裂からの完全復活を目指すルーキー右腕に高いノルマが設定された。
ヤンキース・ジラルディ監督は29日(日本時間30日)、本拠地ヤンキースタジアムでシーズンを総括。右肘の故障で約2カ月間、戦列を離れた田中将大(25)について「最も恐れているのは来年のキャンプで肘痛が再発することだが、今年の経験から2年目は自分のペースで調整できるだろう」と話した。
来季に関しては「一年を通じて先発ローテーションを守り、(レギュラーシーズンの5分の1近い)32試合に登板してほしい」と先発陣の軸として期待を寄せた。
1シーズンで30試合以上の登板はエースの最低条件だ。来季のマー君には同僚の黒田(32試合)のようにワークホース(馬車馬)のような働きが求められる。