順調に回復 マー君の練習にサイ・ヤング賞左腕も興味津々

公開日: 更新日:

 右肘靱帯の部分断裂で故障者リスト(DL)入りしているヤンキース・田中将大(25)のペースが上がってきた。

 すでに本格的な投球練習を再開した田中は26日(日本時間27日)、遠征先のデトロイトで故障後3度目のブルペン入り。ロスチャイルド投手コーチが見守る中、スプリットなど変化球を交えて約40球を投げ込んだ。

 ここまで12勝を挙げたルーキー右腕の投球練習には相手のタイガース選手たちも興味津々。エースでサイ・ヤング賞左腕のプライスらが試合前のウオーミングアップを中断してまで田中の投球練習に興味深そうに見入っていた。

 28日にはDL入り後初のシート打撃に登板する。メジャーの先発投手はシーズン中、登板日の2日前にブルペン入りするのがルーティンだ。レギュラーシーズンと同じ間隔で調整しているのは、それだけ患部の回復が順調と見てよさそうだ。

 シート打撃では「3回、45球」を目安に投げる予定。その後、患部に異常がなければ、マイナーなどの試合で実戦マウンドに上がる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…