スコア乱高下で35位終戦 松山がハマった軟グリーンの罠

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「昨年大会の優勝スコアが9アンダーで、今年は3日目が終わって12アンダーと1日1ストローク違った。池が多く絡む会場は飛ばし屋が圧倒的に有利なレイアウトです。

 しかし、2日目もグリーンが昨年よりソフトになってボールが止まり、飛ばないプロでも積極的にピンを狙っていける設定になった。初日の松山はパットも入ったから、ダブルボギーをたたいても挽回できると無理したんだろう。しかし、米ツアーはグリーンまで85~100ヤード以内が一番トラブルに巻き込まれる。もちろんレイアップしては勝てないことを本人が一番よく知っている。ソフトになったグリーンを狙わされたのが、2日目の大たたきの原因でしょう」

 さすがに最終日のグリーンは高速になって上位陣もスコアが大きく伸びなかった。

 松山の今大会ドライバー飛距離は284.6ヤード。2週連続優勝で米ツアー13勝目のA・スコット(35)は304.5ヤード。2打目に手にするクラブが2番手も違えばショット精度も落ちる。大会主催者のソフトなグリーンというトラップに、攻めた松山は見事にはまってしまったわけだ。

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