バレ離脱“ケガの功名”に ヤクルト左翼でスタメン争い激化

公開日: 更新日:

 芳しくないチーム状態に追い打ちをかける事態が起きた。15日、助っ人バレンティンに左脇腹の肉離れが判明。試合前に球場を後にしたのだ。

 12日のソフトバンク戦前の打撃練習の際に痛めていた。真中監督が、開幕に間に合わない可能性があることを示唆したチームは、キャンプ中に畠山がギックリ腰、オープン戦序盤には川端がインフルエンザでそれぞれ離脱。川端はこの日の広島戦から一軍復帰を果たしたものの、調整は遅れ気味である。ヤクルトは昨年、2年連続最下位から14年ぶりのリーグ優勝を果たしたが、キャンプからの主力の相次ぐ離脱は不安材料ではある。

「確かにこの時期のバレの離脱は痛い。でも、早くても4月上旬ごろには一軍復帰できると思う。ケガは軽度で、この日もランニングをしていたくらい。長期離脱を避けるため、無理をさせないで大事を取ったのです。実際、真中監督はこの日、『長いシーズンのことを考えよう。悪いけど、我慢してくれ』と伝えている。離脱中の畠山も近日中に二軍戦に出場する予定で、開幕戦の復帰を目指している。早い段階でフルメンバーが揃う」(チーム関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  2. 2

    阿部巨人が今オフFA補強で狙うは…“複数年蹴った”中日・柳裕也と、あのオンカジ選手

  3. 3

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  4. 4

    オレが立浪和義にコンプレックスを抱いた深層…現役時代は一度も食事したことがなかった

  5. 5

    ドジャース大谷翔平「絶対的な発言力」でMLB球宴どころかオリンピックまで変える勢い

  1. 6

    巨人・阿部監督に心境の変化「岡本和真とまた来季」…主砲のメジャー挑戦可否がチーム内外で注目集める

  2. 7

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」

  3. 8

    立浪和義の「白米禁止令」は星野仙一イズムの継承だろう…かつては自身も大目玉を食らっていた

  4. 9

    ビシエドDeNA入りの前評判 中日退団のきっかけ「中田翔」より結果を残せるのは間違いなし

  5. 10

    巨人無残な50億円大補強で“天国から地獄”の阿部監督…負けにお決まり「しょうがない」にファン我慢限界

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  3. 3

    上野樹里“ガン無視動画”にネット騒然! 夫・和田唱との笑顔ツーショットの裏のリアルな夫婦仲

  4. 4

    巨人・阿部監督に心境の変化「岡本和真とまた来季」…主砲のメジャー挑戦可否がチーム内外で注目集める

  5. 5

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  1. 6

    松本潤&井上真央の"ワイプ共演"が話題…結婚説と破局説が20年燻り続けた背景と後輩カップルたち

  2. 7

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」

  3. 8

    参政党トンデモ言説「行き過ぎた男女共同参画」はやはり非科学的 専業主婦は「むしろ少子化を加速させる」と識者バッサリ

  4. 9

    松本潤「19番目のカルテ」の評価で浮き彫りに…「嵐」解散後のビミョーすぎる立ち位置

  5. 10

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ