3日で10安打の好ペースも イチロー3000安打まだ視界不良
マーリンズ・イチロー(42)が小休止である。
24日(日本時間25日)のレイズ戦に「1番・左翼」でスタメン出場。5打数無安打。相手の先発右腕オドリッジを攻略しきれず、これで先発した試合では前田健太と対戦した4月28日のドジャース戦以来、7戦ぶりの無安打に終わった。
正左翼手イエリッチ(24)の腰痛で出場機会を得たイチローは21日(日本時間22日)からの3試合で4、2、4安打の計13打数10安打。3試合連続複数安打は、12年9月以来、実に4シーズンぶりのことだ。
ここまでメジャー通算2960安打で、3000安打まで残り40本。45試合で25安打だから、シーズン90安打ペース。3000本は今季中に楽に到達しそうな数字でも、「そう簡単にはいかないでしょう」と、スポーツライターの友成那智氏がこう言った。
「スタントン(26)、オズナ(25)、イエリッチの外野手3人は走攻守そろっていて、メジャー30球団でも一、二を争う布陣。故障者が出ない限り、イチローが食い込む余地はないでしょう。イエリッチが復帰すれば、また控えに戻りますよ。昨季9月に打率・143、10月に・111だったように、夏場以降、バテて調子を落とすのもマイナス材料です」