勝てない石川遼はJGTO副会長や選手会長をやっている場合か
それにしても、石川の試行錯誤はいつまで続くのだろう。
「僕は感覚派で、自分の感覚を見つけないと納得できないので、自分一人で悩んで一人で練習したい」と、週刊誌のインタビューに答えたのを読んだことがある。
コーチをつけるのも嫌だと言って、米ツアー参戦中も自分一人で試行錯誤を続けた。だが、世界のトッププレーヤーはコーチと二人三脚でスイングをつくり上げてきている。タイガー・ウッズはジュニア時代からコーチがついている。プロになってブッチ・ハーモン、ハンク・ヘイニー、ショーン・フォーリー、クリス・コモと4人のコーチと契約した。
アメリカの大学には必ず優秀なコーチがいる。
コーチは「教わる人」と思ったら間違いだ。自分のスイングは自分では見えないのだから、自分のスイングの鏡になってもらう人がコーチなのだ。
優れたプレーヤーはみんな謙虚というか、「聞く耳」を持っている。
■一時代を築いたチャンピオンに教えを請え