勝てない石川遼はJGTO副会長や選手会長をやっている場合か
樋口久子の師匠・中村寅吉は各ショットごとに、「この人は凄い」と思うプロのところに押しかけて行って聞き回ったという。日本オープン6勝の宮本留吉のところにも足しげく通った。技を盗みに行っているわけだ。
弟子の樋口も、バンカーショットは青木功の師匠・林由郎に見てもらったという。アメリカまで行って、パットの名手、トミー・ジェイコブスのコーチを受けて、その後、間もなく全米女子プロ選手権で勝っている。
ジャンボ尾崎でさえ、大スランプに陥ったとき、雑誌の企画で戸田藤一郎に見てもらって、その直後に関東オープンで勝って、黄金時代を迎えている。勝てない石川もティーチングプロではなく、一時代を築いたチャンピオンのところにぜひ話を聞きに行って欲しい。必ず道は開ける。