渋野日向子は予選落ち…「ポアナ芝嫌い」公言はかえってマイナスに作用とスポーツ心理学者が解説

公開日: 更新日:

【パロスベルデス選手権】第2日

 先週に続いて、今大会もカリフォルニアのコースが舞台。渋野日向子(23)は初日、5オーバー131位と大きく出遅れた。

 原因はポアナ芝のグリーンだ。国内でいう「スズメノカタビラ」という雑草の混じった芝の葉は柔らかく、他の芝とミックスされているケースが多い。そのためポアナのグリーンは、芝の成長が一定ではない。よって、ボールの転がりが不規則になることが多い。

 今季の渋野はポアナ芝のグリーンに大苦戦している。畑岡奈紗(23)が勝った前週の試合もギリギリで予選を通過し通算6オーバー63位。今季3戦目も最終日に80と大きく崩れ、通算3オーバー72位だった。

 次戦の「コグニザント ファウンダーズカップ」(5月12日開幕)の会場(アッパーモントクレアCC)もグリーンはポアナ芝だ。それを嫌ってか、5月19日開幕の国内ツアー・ブリヂストンレディス(千葉・袖ケ浦CC)にエントリーしたため、来週にも帰国する見通しだ。

■正直者はバカをみる

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇