石川遼だけじゃない! JGTO青木功会長も記者発表に「ビデオメッセージ」のみの大ヒンシュク
【カシオワールドオープン】第1日
今週は試合より、外野のほうが賑やかだ。
大会主催者と所属契約を結ぶホストプロの石川遼(30)が試合に出場できず、わざわざ会場まで赴いて謝罪会見を開いたからだ。
米下部ツアーQTに失敗し、帰国後の自主隔離中に規則違反を犯してJGTOから1カ月の出場停止処分を受け、JGTO副会長と理事を辞任。大会前日の会見で頭を下げた。
折しも当日は来年4月に開催される新規大会「ISPSハンダ 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」(PGM石岡GC・茨城)の記者会見が都内で行われており、バッティングした。翌日のスポーツ紙は謝罪会見の記事が大きく、新規大会を伝えるスペースが小さくなった。大会開催に向けて奔走したISPS半田晴久会長にとって石川の謝罪会見は寝耳に水。だから、「(共催大会のプロアマに)石川君を呼ばないようにしようと思う」と怒りを買ってしまった。
そして欧州ツアーと初の共催大会という大事な記者発表に、「ビデオメッセージ」を寄せただけの青木功JGTO会長もヒンシュクを買っていた。