ゴルフ
-
トーリーパインズの厳しい戦いを見て悪条件を大歓迎したジャンボ尾崎の「格言」を思い出した
前週の男子米ゴルフ「ファーマーズ・インシュアランス・オープン」の会場はカリフォルニア州サンディエゴのトーリーパインズGCサウスコース。太平洋に面した美しいコースは7765ヤード(パー72)と距離が長く、打ち上げ、打ち下ろしのホールが...
-
オフの今、女子プロがすべきこと、やってはいけないこと…寒い時期だから焦りは禁物
シーズンオフの今、女子プロはいったい何をしているの? と気になるファンは多いと思います。3月の開幕戦まであと1カ月ちょっと。これから初戦に向けて体がスムーズに動けるように追い込みが始まります。 オフは12月から2月までの3カ...
-
川淵三郎さん(2)打ち込んでしまった先にいたのは、なんと田中角栄さん。「えらいところまで打つね」と褒められた
サッカー選手に飛ばし屋が多いのは、体幹の強さがキックの練習で身に付いているから。飛ばすためには、腹筋と背筋が重要だとよく言われますが、そもそも腹筋と背筋が強くないとボールは蹴れません。キックの練習で腹筋と背筋を鍛えられるわけです。 ...
-
「和製べン・ホーガン」陳清波さん死去…元マネジャーが語るダウンブローの極意
レジェンドが逝った。 「和製べン・ホーガン」と称された陳清波プロが1月14日に死去。享年93歳だった。 台湾の名門・淡水GCでゴルフを覚え、1951年に初来日。54年から川奈ホテルGCで腕を磨き、その際、プロ入り前の杉...
-
ライフスタイルの「多様化」と「時短」がゴルフの常識を変える バーチャル×リアルの新リーグまで始動
「ゴルフの未来はどうなるのか」 そんなことを考えたのは、バーチャルとリアルを融合させた、新しいゴルフリーグが米国でスタートしたからです。 この新リーグは屋内スタジアムが舞台。ドライバーやアイアンは巨大スクリーンに向かっ...
-
岩井姉妹はヨネックス、勝みなみは母親、下部ツアーの原英莉花は? 気になる米ツアーのサポート体制
今季の米女子ゴルフは30日開幕の「ヒルトン・グランドバケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」(フロリダ州レイクノナG&CC)から始まる。日本勢は竹田麗央(21)、山下美夢有(23)、岩井明愛(22)・千怜(22)の姉妹、...
-
川淵三郎さん(1)人生2度目にクラブを握ったのは、国会で問題になった東京大学のゴルフ練習場でした
最初にクラブを握ったのは、浪人している時だから19歳の時。高校時代の友達に誘われて、中百舌鳥(なかもず)の練習場に行ったのが最初でした。高校の近くで、南海ホークスの二軍の練習場もありました。 その友達は家が大金持ちだったから...
-
全国を巡ってきた僕がイチ押しの温泉は鹿児島県姶良市の重富温泉…望みをすべて叶えてくれる癒やしの施設
寒い冬はやっぱり温泉がいいですよね。僕はツアープロのバッグを担ぐのが仕事ですから、日本中を旅してきました。「ここだ!」という温泉を1つ挙げるとすれば、鹿児島県姶良市の重富(しげとみ)温泉です。 と言っても、知る人ぞ知る秘湯で...
-
原英莉花が背水の覚悟…2025年の国内単年シード権を放棄、米国でのプレーに専念へ
覚悟の表れか。 昨季、メルセデスランキング24位の原英莉花(25=写真)が2025年の国内単年シード権を放棄したと、日本女子プロゴルフ協会が発表した。 原は今季、26年の米ツアー出場権を獲得するべく、米下部ツアーに参...
-
リアル×バーチャルの新ゴルフリーグ「TGL」始動で一番得するのは誰? 時短かつエンタメ志向でファン層拡大へ
バーチャルとリアルの組み合わせで行われる新しいゴルフのリーグ戦が7日に開幕。14日の第2戦にはT・ウッズが登場する。 この新リーグは、米フロリダに新設されたアリーナが会場。ドライバーやアイアンのロングショットは巨大なスクリー...
-
ワイアラエCCで見せ場をつくった平田憲聖は1打の重みを実感して夢をかなえてほしい
ハワイのワイアラエCC(7044ヤード・パー70)は、「ソニー・オープン」の舞台として日本のファンにもお馴染みです。大会名が「ハワイアン・オープン」だった1983年、青木功さんの放った18番の奇跡のイーグルショットは、まさに感動もの...
-
渋野日向子はアタマと体をリンクさせるのが何よりも先決。解決策はゼロからのリセット
米女子ツアーが早くも今月から始まります。 今季は参戦する日本人選手も増えて、日本勢の活躍が大いに期待されます。なかでも根強い人気を誇るのは、海外初挑戦の2019年全英女子オープンでメジャー優勝を遂げた渋野日向子です。常にメデ...
-
荻原次晴さん(4)100を切ってワクワクする感じがちょうどいい。もし平均80なんかになったら大変です
ベストスコアは「88」。10年くらい前、どこだか忘れちゃったけど、千葉のコースでした。100が切れれば、「家に帰ってからの一杯がおいしい」という感じがずっと続いていたんですけど、この時は奇跡が重なりました。特にいつもは苦手なセカンド...
-
「ポスト松山英樹」に浮上する「16歳の松山」…ソニーオープンは“ダブル松山”に大注目
注目は「ダブル松山」だ。現地9日開幕の米ゴルフ「ソニー・オープン・イン・ハワイ」(ハワイ州ワイアラエCC)は、松山英樹(32)の2週連続優勝がかかる。 前週の今季開幕戦「ザ・セントリー」(ハワイ州)をツアー新記録の通算35ア...
-
ハワイのソニーオープンで思い出す 藤田寛之さんと1カ月の「ぜいたく合宿」で覚えた猛烈ホームシック
国内のツアープロはこの時期、スイングを改造したり、クラブを替えたり、筋トレに多くの時間を割いたりして新しいシーズンに備えます。 プロキャディーが開幕を意識して何かやっているという話は聞きませんが、体が資本ですから、日頃からケ...
-
開幕戦は新パターで記録的V!世界屈指のショットメーカー松山英樹が「パット名人」になる予感
ハワイからうれしい「新年の挨拶」が届きました。 松山英樹が米男子ゴルフ今季開幕戦「ザ・セントリー」(ハワイ州プランテーションC atカパルア=7596ヤード・パー73)で、ツアー記録の通算35アンダーで11勝目を挙げたのです...
-
中村心(19歳・1年目)3歳の夢を叶えた両親の献身
「プロゴルファーになりたい」 24年のプロテストに合格し、幼稚園の卒園アルバムにつづった夢がかなった。 山口県生まれ。もともとは右利きだったが、子供のころから、母の佳世さんが右脳を鍛えるためにと、鉛筆と箸は左手を使わせ...
-
六車日那乃(22歳・1年目)ビッグスポンサーの支援を受ける「上田桃子2世」
2022年1月にアマチュア規則が改定されると、すぐにビッグスポンサーがついた。女子の冠大会も持つ、家具チェーン大手の「ニトリ」と契約を結んだのだ。 「それだけ、期待が大きい証拠です。埼玉県出身でゴルフを始めたのは8歳。父の指導...
-
都玲華(20歳・1年目)主催者に手土産と挨拶を欠かさないビジュアルクイーン候補
2023年のフジサンケイレディスをはじめ、推薦出場した女子ツアーでベストアマを獲得すること4度。地元・徳島県の生光学園高時代から、西日本ではその名が知られる逸材だったが、プロテストでは3度の挫折を味わった。初受験の21年は腰の疲労骨...
-
青木香奈子(24歳・1年目)おっちょこちょいなショットメーカー
2024年、6度目の挑戦でプロテストに合格。古江彩佳、西村優菜と同じ00年生まれのプラチナ世代だ。24年、「マイナビ ネクストヒロインツアー」で1勝を挙げ、トップ10入り6回。最終戦の3位で“女王”になったが、その試合でスコアカード...
-
吉田鈴(20歳・1年目)“一卵性姉妹”の姉に追いつき追い越せ
「吉田」の姓でこの見た目。そう、国内3勝で2024年から米女子ツアーに参戦した吉田優利(24)の妹として、ファンの間ではすでに有名な存在だ。 身長153センチと、158センチの姉に比べて体は一回り小さいが、24年4月のオーガス...
-
政田夢乃(24歳・2年目)同郷の小祝さくらも認める実力と愛嬌
アマチュア時代は北海道女子アマ優勝や日本ジュニア2位など、将来を嘱望されたが、プロテストは2023年に5度目の挑戦で合格した苦労人。 QTランク147位で迎えた新人イヤーの24年は、20試合出場で予選落ちはわずか2試合。トッ...
-
荻原次晴さん(3)ジャンパーにはゴルフ好きが多いのは「レジェンド」の影響です
双子の兄(健司氏=長野市長)とゴルフをしたことは……大昔にあったかな? そのうち一緒にやれたら楽しいだろうな、と思いますけど、今はお互い忙しいですからね。 ジャンプの選手はゴルフ好きが多いです。「ゴルフが本業でジャンプが副業...
-
男子ゴルフ中島啓太 パリ五輪「短パン禁止」知らず…あわや失格でてんやわんや
松山英樹(32)が銅メダルを獲得した今年のパリ五輪ゴルフ。もうひとりの代表は、昨季国内ツアー賞金王で初出場の中島啓太(24)。49位と見せ場なく終わった。 中島は代表に決まった際には「オリンピックへ出場し、日本代表として日の...
-
人気急上昇!女子ゴルフのニューヒロイン候補・政田夢乃は来季初Vでファン激増か、それとも…
来年は気持ちが入る1年になるだろう。 今年の女子プロの試合で9つのプレーから、ファン、選手、大会関係者、メディアによる投票により、新人の政田夢乃(24)が「ニトリレディス」最終日16番(パー3)で放ったショットが2024年の...
-
ベアトロフィーの古江彩佳が改めて教えてくれた「柔よく剛を制す」ゴルフの神髄
古江彩佳(24)が、今季米女子ツアーで日本人初となるベアトロフィーを受賞した。同賞は年間を通じて最も平均スコアの良い選手に贈られるもので、プロゴルファーとしては最高の名誉である。 彼女の平均スコアは69.99。規定ラウンド数...
-
来季開催「前澤杯 MAEZAWA CUP」は“なんでもあり”…10日間のプロアマ戦販売で選手間に広がる波紋
「アイデアはおもしろいですがね……」と言うのはあるツアー関係者だ。 来季の国内男子ツアーは今年と同じ24試合。中でも、新規大会の「前澤杯 MAEZAWA CUP」(4月24日開幕)が早くも選手間で話題になっている。 実...
-
来季の日本勢には世界で大暴れしてほしい。特に女子は1年目から優勝を狙えるメンバーが揃っている
米PGAツアー最終予選会で金谷拓実が3位に入り、上位5位までの狭き門を突破しました。夢の舞台が実現し「本当に苦しかった……。うれしい。それだけです」と言って涙を流しました。その言葉がすべてでしょう。 同じく4日間競技だったそ...
-
人気選手が続々米国へ…ギャラリーは5年前より約26万人減少、来季の国内女子ツアーは本当にヤバい
「傾向」がはっきりするはずだ。 来季の米女子ツアーは、山下美夢有、岩井明愛・千怜の姉妹、馬場咲希、竹田麗央が新たに加わり、史上最多となる総勢13人の日本勢が戦うことになった。最終予選会で落ちた原英莉花は下部ツアーへの参戦を明言...
-
人気女子プロがいなくなる来季ツアーの課題…一人一人の奮起を大いに期待したい
米女子ツアー最終予選会に挑戦した山下美夢有(成績1位)、岩井千怜(2位)、明愛(5位)、吉田優利(9位)、馬場咲希(24位)の5選手が出場資格を獲得できる上位25位に入り、来季から主戦場を海外に移します。 世界中から多くの選...