著者のコラム一覧
坂詰和久ゴルフコーチ

1970年8月2日、新潟県出身。20歳からゴルフを始めて研修生になり、その後、片山晋呉の専属キャディーとして2001年「全米プロ」4位。07年から佐伯三貴の専属コーチ。近年はジュニア育成にも力を入れ、教え子が「関東アマ」で活躍。TPIゴルフレベル2認定者。HMBゴルフアカデミー(東京・八王子)ヘッドコーチ。

全米女子アマV馬場咲希を指導するコーチが伝授「アマチュアが飛ばすコツ」

公開日: 更新日:

 アマチュアにありがちな、バックスイングを低く引くフラットな軌道は振り遅れの原因になってしまいます。

 正面から見ると右に傾いている背骨が、バックスイングで左に傾く“ギッタンバッコン”にならないようにもしてください。

 そしてダウンスイングを速く(強く)振ると重心が前に動きやすくバランスを崩す原因になります。これを避けるために、お尻を後方に引いて、かかと体重になることを意識してください。

 ただし、全てをマスターするにはある程度の筋力や柔軟性が必要です。

 何がどこまでできるのかは自分の体力と相談しながら練習すれば、ここ一番飛ばしたい時だけでなく、平均飛距離もアップすることが期待できます。

 簡単にできるのは「腕に力を入れる」「歯を食いしばる」のをやめることです。これらは“やった感”がありますが、実際は首の付け根や肩が硬直し、腕や手首がロックされてヘッドスピードが出ません。言い換えると、これらの部位をリラックスさせることができれば飛ぶようになります。宮里藍さんは口にくわえたポテトチップスを割らないよう意識して練習していました。

 バスケットのマイケル・ジョーダンは無駄に力まないためにプレー中に舌を出していました。スイング中に力んでしまう人は、こうしたことを真似してみるのもお勧めです。

(スポーツライター・森伊知郎)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  2. 2

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  3. 3

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 4

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 5

    国民民主党・玉木代表「ミッション・コンプリート」発言が大炎上→陳謝のお粗末…「年収の壁」引き上げも減税額がショボすぎる!

  1. 6

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  2. 7

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  3. 8

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  4. 9

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  5. 10

    楽天が変えたい「18番は田中将大」の印象…マエケンに積極譲渡で“背番号ロンダリング”図る