ビーチW杯UAE大会開幕 優勝候補の日本は初戦コロンビアに3-2辛くも逃げ切り勝ち点3ゲット
中東UAE・ドバイで開幕したFIFAビーチサッカーW杯。16日に日本代表(世界ランク6位)が一次リーグ初戦を戦い、南米代表のコロンビア(11位)を相手に3-2で逃げ切った。
日本は2019年のパラグアイ大会でベスト4に入り、2021年の前回ロシア大会で準優勝に輝いた。同大会で優勝したロシアは、ウクライナ侵攻によるスポーツ制裁措置で国際大会不参加。日本は世界ランク1位ブラジル、2位スペイン、3位ポルトガルとともに優勝候補に挙げられている。
しかし、W杯初出場のコロンビアとの一戦は、リードを奪われた場面こそなかったものの、決して楽な戦いではなかった。
第1ピリオド(ビーチサッカーは1P.12分の3P制=試合時間36分)の2分、GK河合雄介(35=東京ヴェルディBS)からの縦パスを受けたFP赤熊卓弥(34=ラソアペーゴ北九州)が、相手ゴールを背に胸でトラップして浮かせたボールを豪快にオーバーヘッドシュート。先制点がゴール右に決まった。
ここから格上・日本のペースで試合が進むと思われたが、コロンビアのクロスバー直撃弾など攻勢にさらされ、GK河合、第2GK古里健(22=レーヴェ横浜)の好セーブがなければ、失点してもおかしくない場面が続いた。