メッシは大半をチンタラ歩いて見せ場たった1回…J1王者との“花相撲”はガラガラ閑古鳥
アルゼンチン代表FWメッシ(36)を擁する米MLS所属のインテル・マイアミが、アジアツアーの最後に来日。7日に国立競技場でJ1王者の神戸と対戦したが、スタンドには閑古鳥が鳴いた。
メッシは内転筋の違和感を理由に4日の香港ツアーを“欠場”。詰めかけた4万人の観客から、「カネ返せ!」の大合唱が巻き起こり、香港政府が「大きく失望した」と異例の声明を出す事態に発展していた。
日本のファンは、シーズン開幕前の調整試合、単なる花相撲ではプレーのレベルもたかが知れていると思ったか、神戸戦の前売りチケットの売り上げも頭打ち。この日のハーフタイムまで販売した当日券の動きも鈍く、観客は2万8614人とスタンドの半分以上がガラガラだった。
それでも香港のサッカーファンに比べれば、国立競技場の観客はまだマシだった。ベンチスタートだったメッシが、後半14分に交代出場。さすがにスタンドが沸いた。だが、見せ場は1回だけ。同34分にスルスルッと抜け出してGKと1対1になったものの、左足シュートはGKに当たり、コボレ球を拾って放った右足シュートも神戸DFにクリアされた。