あるか?34歳“元大関”高安が悲願の初V ほぼ幕尻の前頭15枚目だから期待できるけど…

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 台風の目になれるか。

 8日初日の9月場所を前頭15枚目で迎える元大関高安(34)。大関陥落後は自身最下位の番付となった。

 しかし、これはむしろ悲願の初賜杯に向けてのチャンスだ。番付が下がれば下がるほど、本場所で対戦する力士の顔ぶれもそれ相応になる。高安は大関陥落以降、前頭7枚目以下で臨んだ本場所は5度あり、うち4度で2ケタ勝利。立ち合いの圧力と押しの強さはいまだに現役力士の中でもトップクラスなのだから、生半可な力士では相手にならない。

 ネックはケガだ。先場所は左大胸筋の部分断裂で途中休場。場所前の稽古では好調だったがゆえに「好事魔多し」だった。

 ケガなく15日間を完走できるかどうか。それさえクリアできれば、悲願の賜杯に手が届くーー。

  ◇  ◇  ◇

 休場を発表した照ノ富士の体はとっくのとうに限界を迎えているが、しばらくは土俵に立ち続けなくてはいけない複雑な事情がある。「まだ引退できない理由」とはなにか。いったいどんな事情を抱えているのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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