桃井かおり
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萩原健一「不良ランナーの孤独」(3)「おふくろは、自分が死ぬことで放蕩息子の不始末を世間にお詫びした」
「前略おふくろ様」で好評を博したショーケンはテレビの仕事をこなしながら、神代辰巳監督の「アフリカの光」(一九七五年)、野村芳太郎監督の「八つ墓村」(七七年)、黒沢明監督の「影武者」(八〇年)、蜷川幸雄監督の「魔性の夏~四谷怪談より~」...
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桃井かおりの大物ぶりにしびれちゃう! 台本は読んでこない、セリフも覚えてない
緒形拳さんの49回目を読んだライターの方がドラマ「ちょっとマイウェイ」の大ファンで、先日、アタシにインタビューに来たの。 お話を伺うと熱狂的なファン。DVDBOXを持ってきて、ああやって40年以上前のドラマのセリフのすべてを...
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桃井かおり編<3>「もう頬づえはつかない」しぐさや表情の中に当時の若者の気分が凝縮されていた
1970年代後半。桃井かおりは、しらけ世代の象徴的な女優だった。マスコミの前でもたばこを吸い、酒を飲み、その奔放な言動が話題になって、自由を求める若者たちの時代感覚をリードする、ある種のオピニオンリーダー的な存在になった。そんな彼女...
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桃井かおり編<2>男に愛情もむけられない女性の悲しさを体現、すごく印象的だった
神代辰巳監督が萩原健一、桃井かおり主演で映画化した「青春の蹉跌」(1974年)は、石川達三が68年に発表した小説が原作。物語は学生運動をやめてアメリカンフットボールに専念しながら、司法試験合格を目指す大学生の賢一郎が、人生の成功を夢...
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桃井かおり編<1>ジブリ作品にかなり興味を持っていることは確かだった
鈴木敏夫と桃井かおり。接点がなさそうな2人だが、1972年に徳間書店に入社して「週刊アサヒ芸能」の記者として働き始めた鈴木にとって、71年に映画デビューした桃井かおりは、まさに同時代のスター女優だった。 「僕が最初に印象的だっ...
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天海祐希「緊急取調室」“取り調べ不能な容疑者”こそもう一人の主役なのだが…
オリンピックが終わり、テレビに通常編成が戻ってきた。第3話までで止まっていた、天海祐希主演「緊急取調室」(テレビ朝日系)も、ようやく今週から再開となる。 思えば第4シーズンとなる今回、このドラマは開幕から攻めていた。2週連続...
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天海祐希の人品骨柄を桃井かおり大絶賛 初共演でトリコに
女優の桃井かおり(70)が、7月8日スタートの天海祐希(53)主演のテレビ朝日系木曜ドラマ「緊急取調室」の初回ゲストとして登場するというので話題だ。 天海演じる主人公が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム...
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石橋蓮司“最後の作品” 佐藤浩市や桃井かおりら大物ズラリ
俳優の石橋蓮司(78)が9日、都内で行われた18年ぶりとなる主演映画「一度も撃ってません」(阪本順治監督)の完成報告会に出席した。 会場には佐藤浩市(59)をはじめ、桃井かおり(68)ら大物出演者がズラリ。石橋は「キャスティ...