円安
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加速する「円安値上げ」に庶民は悲鳴…待ち受ける“競り負けるニッポン”の過酷な現実
「円安値上げ」が拡大だ。東京商工リサーチ(TSR)が飲食料品メーカー主要200社を調査したところ、今年1月以降の値上げ商品は今年分が3万1848品、来年分も476品に達している。 ■実施メーカーの5割強が円安値上げ 「最近...
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物価高の元凶「円安」無策は人災か…収束なくして目玉政策「定額減税」の効果ほぼゼロ
「小泉元首相の郵政民営化くらいの覚悟でやる」──。「定額減税」について岸田首相は周囲にそう強い意欲を示してきたという。唐突に打ち出した所得税減税は、物価高の家計への影響を和らげるための目玉政策だが、肝心のインフレ退治は円安放置の無策が...
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日銀・植田総裁には「金融緩和の出口」が見えないのか…“二度とない好機”を放置した先にあるもの
「これだけ条件が揃うのは二度とないかも」──。市場関係者はこうつぶやく。今月末の日銀の金融政策決定会合が金融緩和の出口に向かう好機との見方だ。 米ブルームバーグ(17日付)は、10月会合で、日銀が物価見通しを上方修正する公算が...
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ガザ紛争が引き起こす“泥沼の円安地獄”…「有事の円買い」は今は昔
イスラム組織ハマスとイスラエルの戦闘は、イスラエル軍が地上侵攻の準備を進め、緊迫が続く。かつて日本円は米ドルと並んで安全資産といわれ、戦争や経済危機には円買いが進んだものだ。しかし「有事の円買い」は今は昔。むしろ、円安が加速する恐れ...
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為替介入ならばさらに下がる“打つ手なし” 年内に4万円どころか3万円割れ
創業者ジャニー喜多川氏(2019年死去)の半世紀以上にも及ぶ「性加害」「児童虐待」問題をめぐり、2日、ジャニーズ事務所が開いた2度目の釈明会見は酷いものだった。 現時点で事務所に性被害を届け出た人数は500人近くに上り、まだ...
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日銀短観で中小企業の苦境鮮明…「ギャップ14円」想定外の円安が招くコスト高と人手不足
日銀が2日9月の全国企業短期経済観測調査(短観)を発表。大企業の景況感が改善する一方、中小企業はパッとしない結果だった。中小企業は先行きも製造業、非製造業ともに悪化すると見込んでいる。将来に悲観的な要因としては、想定を大きく超える円...
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岸田政権が“実弾介入級”1ドル=149円台の円安放置…口先介入「あらゆる選択肢」止まりの理由
円安が止まらない。26日、とうとう1ドル=149円台に突入。昨年の例に倣えば、とっくに「実弾介入級」の水準だが、政府の動きは鈍い。 「FRB(米連邦準備制度理事会)が金融引き締めの長期化をにおわせたのに対し、日銀は粘り強い緩和...