永田町の裏を読む
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佐喜真氏はなぜ沖縄県知事選で日本会議との関係を隠すのか
先週水曜日(12日)発売のこの欄で、沖縄県知事選の候補のひとりである佐喜真淳前宜野湾市長が右翼組織「日本会議」と関わりが深く、そのことは2014年に宜野湾市民会館で日本会議沖縄県本部系の団体が開催し…
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沖縄県知事選は「国権か民権か」の大分岐点になる
13日告示の沖縄県知事選の直接の争点は、辺野古基地建設の是非であるけれども、そのもっと奥にある本質的な選択問題は、「国権か民権か」ということである。 翁長雄志知事が命を懸けて実現しようとして…
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「知名度やイメージで勝てるほど沖縄の選挙は甘くない」
来週13日に告示が迫った沖縄県知事選の形勢について、いくつかの調査で玉城デニー前衆議院議員が自公維の佐喜真淳前宜野湾市長をかなりリードしていることは8月31日付の日刊ゲンダイでも既報の通り。若干補足…
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口先だけの「しているふり」で人々を騙し続ける日本の首相
「会社勤めを長くしていると『仕事をしているふりがうまい人』がいるのに気付くものだ。読者の皆さん、今、うなずいたでしょ。安倍首相もこれと同じで『外交で実績を上げてるふり』がうまいだけではないのか、という…
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総裁が党の正式な改憲草案を潰すというクーデターの狂騒
9月の自民党総裁選に向けて、安倍晋三首相が改憲を争点にしたいと表明し、それに対抗馬の石破茂元幹事長は慎重な姿勢を示している。一見すると、安倍が強気の攻勢に出て、石破が受け身に回っているかのように見え…
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ちょっとした“配慮”で官邸に尻尾を振るNHKの印象操作
翁長知事が亡くなったことを受けて、歌手の安室奈美恵が自分のHPで追悼のコメントを公開した。彼女は今年5月に同知事から県民栄誉賞を授与されたばかりなので、格別の思いがあったのだろう、心のこもったいいコ…
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核廃絶より核の傘を重視するのは時代錯誤で非現実的
安倍晋三首相は、昨年に続き今年も、広島の原爆忌での挨拶で「核兵器禁止条約」には触れなかった。昨年7月に国連で122カ国が賛成して採択されたこの条約には、唯一被爆国である日本が真っ先に馳せ参じてしかる…
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埋め立て承認の「撤回」という翁長沖縄知事の大勝負の行方
1期目の任期も4カ月を残すばかりとなった沖縄県の翁長雄志知事が7月27日に記者会見し、辺野古の米軍基地建設のために前知事が行った埋め立て承認を撤回する手続きに入ることを宣明した。 国の求めに…
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支持率低迷の野党はどう立て直して来夏の参院選を戦うのか
通常国会が終わって、自民党は安倍3選の是非を懸けた総裁選に向かうが、対する野党は来春の統一地方選、夏の参院選に向けて反転攻勢の態勢を取れるのだろうか。 とりわけ問題は国民民主党の存在で、とも…
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雨の降り方が一変…明治以来の土建国家の施策は破綻危機
地元が集中豪雨の被害に遭った農林系の与党議員の表情が深刻だ。救援・復興のためにやるべきことが山ほどあるのは当然として、それだけでなく、もっと大局的なところから国土のあり方を考え直さなければならないの…
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加計獣医学部 図書館に本のない大学の設置認可は前代未聞
早稲田大学法学部の水島朝穂教授が毎週月曜日に発信しているメルマガ「直言」は、いつも新鮮な問題意識で書かれていて、私も長年の愛読者のひとりだが、今週の愛媛県今治市「加計学園獣医学部」訪問リポートにはビ…
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サッカー日本代表に重なる岸田政調会長の煮え切らない態度
サッカーW杯の1次リーグ最終戦での日本―ポーランド戦における西野朗監督の采配ぶりは、内外の世論を真っ二つに切り裂いてしまったが、私はどちらかというとあの選択には反対で、全力を挙げて勝ちにいき、それで…
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拉致問題を解決できない 首相の「国際感覚」と「指導力」
安倍内閣の支持率が回復しつつある。23~24日に行われた毎日調査では、支持が5ポイント増の36%に対し、不支持が8ポイント減の40%だった。ほぼ同時期の日経調査では、支持が何と10ポイント増の52%…
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原発再稼働のために無理なメガソーラー計画を推進の倒錯
突然、永田町からかけ離れた田舎町の話で恐縮だが、私が居住する千葉県南房総の鴨川市で、手つかずの山林300町歩(東京ドーム64個分!)を切り開き、50万枚もの太陽光パネルを敷き詰めて「メガソーラー」を…
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「沖縄スパイ戦史」が伝える軍隊の狂気性への危機感
7月に公開予定の映像作品「沖縄スパイ戦史」の試写を見た。「標的の村」などの作品で知られる三上智恵と、琉球朝日放送の記者からフリーに転じた大矢英代とが共同監督で、諜報・謀略プロの養成機関「陸軍中野学校…
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自国が戦場になるのを阻止するのは指導者として当然だ
日本経済新聞の論調がおかしくなっている。いや、今に始まったことではないと言われるかもしれないが、5月30日付朝刊のオピニオン欄の秋田浩之=同社コメンテーター(元論説委員)の主張にはいささか驚いた。 …
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嘘が嘘を呼び…関係者が増えて収拾がつかなくなる悪循環
古来「嘘」についての格言は数知れず、その中では「嘘が嘘を呼ぶ」という趣旨のものも少なくない。 「1つの嘘を通すために別の嘘を20も発明しなければならない」とは、英作家ジョナサン・スウィフトの言…
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尖閣周辺の領海侵犯が増えているかのように言うデマゴギー
北朝鮮の“脅威”がようやく低減してきたら、今度はまた中国の“脅威”に逆戻りである。 安倍晋三首相が20日、6年ぶりに東京湾で行われた海上保安庁の観閲式であいさつし、「我が国の周辺海域を取り巻…
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冷戦時代のイデオロギーから抜けられない「親米派」の蹉跌
外交政策に詳しい野党ベテラン議員が「外務省はどうしようもない」と怒っている。 「結局、外務省主流の親米派は、米朝首脳会談が失敗し決裂して、前のような『いつ戦争が起きるか』という緊張状態に戻るこ…
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他国冷ややか 好戦首相が和平の機運を妨害する危険な図式
安倍晋三首相が大型連休前半に中東各国を歴訪した際、「中東の安定と和平に貢献したい。イスラエル、パレスチナの双方に建設的な関与を働きかけたい」と語ったことに驚いた人は多かったのではないか。旧知のアラブ…