語り部の経営者たち
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クラブハリエ 山本隆夫社長(3)デパート初出店も「バームクーヘン嫌いやし…」とお客様の率直な声
クラブハリエでも、脱酸素剤を取り入れたことで、飛躍的に日持ちを延ばすことができるようになったが、クラブハリエの“しっとりふわふわ”のバームクーヘンが認知されるまでには、まだまだ道のりは厳しかった。 …
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クラブハリエ 山本隆夫社長(2)"ふわふわしっとり"の食感でバームクーヘンで価値観を覆す
19世紀に活躍した建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏が、クラブハリエのグループ会社である和菓子老舗店「たねや」がある近江八幡市に英語教師として赴任してきたことがきっかけとなり、「たねや」は洋菓子…
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クラブハリエ 山本隆夫社長(1)バームクーヘンの大ヒットで"たねや洋菓子部門"から大成長
まるで丸太を彷彿させる迫力。ガラス張りの店舗にディスプレーされた“バームクーヘン”に街ゆく人もクギ付けになる。この独特のディスプレー方法“ショップ・イン・ファクトリー”を生み出したのが、株式会社クラ…
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サンエル 辻橋英延社長(4)三重県の企業向けDX支援事業、地域の人たちに喜ばれる仕事がしたい
ウェブゲーム開発の撤退後に力を入れたのは、地元・三重県の企業向けDX(デジタルトランスフォーメーション)化支援事業だ。ウェブゲーム事業と大きく違ったのは、企業向けの顧客開拓は完全なアナログであること…
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サンエル 辻橋英延社長(3)ゲームアプリのバブル景気と失速
三重県松阪市で中高一貫校の同級生だった南治輝(現・副社長)から、2年ぶりに電話がかかってきた。 「地元での起業を考えている。ついては、辻橋に社長をやってもらいたい」 辻橋にとっては、あ…
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サンエル 辻橋英延社長(2)父親のがん治療費を稼ぐため、大学を辞めて営業マンに
サンエルは、三重県を中心に企業のデジタル変革を支援するIT企業だ。 1998年、辻橋は大学進学で上京すると、大都会の魅力に目を奪われた。 「東京の街って何でもあるんだなあという感じで、…
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サンエル 辻橋英延社長(1)企業のDX化支援とIT人材の育成に取り組む
サンエルは、三重県を基盤にシステム開発などを行うIT企業だ。 地方では、デジタル活用があまり進んでいない中小企業は少なくない。それらの企業の悩みに寄り添い、企画から設計・デザイン・開発・運用…
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サクラクレパス 西村彦四郎社長(4)「価格競争には力を入れない。価値を高め、高くても“欲しい”需要に応える」
西村社長が2014年に就任してから苦しんでいるのが、近年の原材料費の高騰化だという。 「一番苦しいのはこの1年、2年ですかね。コロナ禍やウクライナ情勢の影響で原材料費が急激に上昇。利益がぐっと…
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サクラクレパス 西村彦四郎社長(3)厳しい社会環境下で業績を伸ばせるかは工夫次第
時代の変遷とともに、多くの商品を生み出してきたサクラクレパス。西村氏にとって社長就任は青天の霹靂だったという。 「大学を出たあとに、アメリカに1年留学して入社しました。最初は営業に配属され、そ…
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サクラクレパス 西村彦四郎社長(2)水性「ボールサイン」はボールペン市場に革命を起こした
サクラクレパスは、前身となる「日本クレィヨン商会」が1921年に創業して以来、クレヨン、クレパス、絵の具といった画材系だけ扱っていたが、1959年に入って筆記具の開発・販売を始めた。 「196…
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サクラクレパス 西村彦四郎社長(1)クレパス、クーピー…自由画運動を切り拓いた創業100年企業
クレパスやクーピーペンシルを幼少期に手にしたことがある人がほとんどだろう。2021年に創業100年を迎えた「サクラクレパス」。西村彦四郎社長に、サクラクレパスの変遷と、社長に就任した2014年から約…
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バルニバービの佐藤裕久会長(4)食をベースに「住みたくなる街」をつくる
全国に飲食店を96店舗展開するバルニバービの佐藤裕久は、2016年、淡路島に荒れ地300坪を購入し、その後1万坪まで買い増し、4年がかりでカフェや居酒屋、ホテルなど17施設を開業した。現在、年間40…
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バルニバービ 佐藤裕久会長(3)「飲食業こそ不動産を取得せよ!」が持論
バルニバービ会長の佐藤裕久(62)は、大阪のバッドロケーションである南船場エリアにカフェレストラン「アマーク・ド・パラディ」(1995年)と、「カフェ ガーブ」(1998年)を開店し、大ヒットさせた…
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バルニバービ 佐藤裕久会長(2)「カフェで街を変えた男」ともてはやされた
バルニバービの佐藤裕久会長(62)は、1995年に発生した阪神・淡路大震災をキッカケに飲食店を始めた。「希望を失った人たちに食を通じ元気を回復して欲しい」と、95年12月、人通りが少なく、家賃の安い…
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バルニバービ 佐藤裕久会長(1)飲食店を始めたキッカケは阪神大震災 食には人を元気づける力があります
レストラン「カフェ ガーブ」などを全国展開するバルニバービの佐藤裕久会長(62)は、2016年、淡路島西海岸の荒れ地をまず300坪強、購入し、それ以降1万坪まで買い増しを続け、そこに約4年でカフェや…
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横引シャッター 市川慎次郎社長(8)自ら「社長戦力外通告」を発令する
2015年、市川慎次郎(47)は意識改革の一環として、「社長戦力外通告」を発令する。 「中小企業は社長しか分からない、社長じゃないとできないということが多すぎるんですよ」 横引シャッタ…
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横引シャッター 市川慎次郎社長(7)人情経営がダイバーシティー化につながる
横引シャッターは、横引きシャッターや水平シャッターなどの特殊シャッターに特化した専業メーカーだ。2008年には、足立区が優れた技術を持つ地元企業を認定する「足立ブランド」にも選ばれている。 …
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横引シャッター 市川慎次郎社長(6)「社員は家族」という父の経営哲学
市川は若い頃、創業者である父のカバン持ちをしながら、「人喜んでこそ商売なり」という経営哲学を叩き込まれてきた。父は「社員は家族」と言い、一人もクビを切らなかった。人を大切にする経営を貫いた人だった。…
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横引シャッター 市川慎次郎社長(5)カリスマ社長の急死で内紛勃発
2011年、2度目の経営危機は突然やってきた。父が会議中に虚血性心不全で倒れ、帰らぬ人になってしまったのだ。 カリスマ社長の急死は会社に大きな混乱を招いた。求心力を失った社内では、ある古参社…
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横引シャッター 市川慎次郎社長(4)コツコツと6年間で7億円の負債を返済
2004年、9億円にも上る負債を返済するというミッションを担った悪戦苦闘の日々がスタートする。 市川慎次郎(47)は経理部に乗り込み、伝票を一枚一枚チェックした。すると、出てくるわ出てくるわ…