田中将大獲得に及び腰なのは《復活うんぬん以前の問題》…“外野”がフォローするほど現場との温度差浮き彫り

公開日: 更新日:

 球界OBたちによる熱烈な援護射撃が止まない。

 昨1日、「サンデーモーニング」(TBS系)に巨人桑田真澄二軍監督(56)が出演。楽天を自由契約になった田中将大(36)について、「僕は(活躍)できると思っています」とエールを送った。

「(2021~23年の)過去3年は150イニング以上投げている」と体力的には問題なく、今季1試合に終わった登板数についてもオフの右ヒジ手術の影響を指摘。楽天復帰後は20勝33敗と黒星先行ながら、「巡り合わせが悪かった」とフォローした。

 巨人やメジャーで活躍した上原浩治氏も、11月27日配信のYahooニュースの記事で「先発ローテーション入りを目指してやれるだけの力はあると思っている」と太鼓判を押せば、同じ巨人OBの高橋尚成氏も、自身のYoutubeチャンネルで復活に期待を寄せていた。

 が、球界OBたちがフォローすればするほど、浮き彫りになるのが現場との温度差だ。現時点ではどの球団も、田中獲得に及び腰になっているようなコメントが目立つ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  2. 2

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  3. 3

    「おむすび」は朝ドラ歴代ワースト視聴率濃厚…NHKは橋本環奈で何を見誤ったのか?

  4. 4

    “レジェンドアナ”近藤サトが明かしたフジテレビアナウンス室の実態

  5. 5

    「相棒」芹沢刑事役の山中崇史さんが振り返る俳優人生…地下鉄サリン事件「忘れられない」

  1. 6

    5周年のSnow Man“目黒蓮独走”で一抹の不安…水面下のファン離れ&グループ内格差

  2. 7

    テレ朝の名物社員「ナスD」パワハラ&経費不適切使用→懲戒処分が示したテレビのヤバイ昭和体質

  3. 8

    巨人・田中将大の早期二軍落ちに現実味…DeNA二軍の「マー君攻略法」にさえなす術なし

  4. 9

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  5. 10

    兵庫県パワハラ知事は第三者委の「違法」指摘にも居直り反省ゼロ…維新・吉村代表に問われる「製造責任」