社長の本棚
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センジュ出版・吉満明子社長「小商いのすすめ」で独立決意
東京・北千住の商店街を抜けた横道の路地裏に、築40年を超える木造アパートがある。急勾配の鉄骨階段を2階に上ると、板張りの廊下を挟んで和室が並ぶ、昔ながらの下宿の風情。その2室をオフィスとカフェにした…
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第一住宅・河野経夫会長「本で知識を入れたら実践を」
2016年7月、安倍総理の元を訪れ、政府主導の「子供の未来応援基金」にポーンと気前よく4億円を寄付した人物がいた。川越市に本社を構え、注文住宅やアミューズメント事業などを手掛ける第一住宅の会長、河野…
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パラダイスプラン西里長治社長 “全社員分”240冊で輪読会
沖縄県宮古島市生まれ。17年前、地元の地下海水を使用して、粉雪のような「雪塩」を開発した。現在は日本初の塩の専門店「塩屋(まーすやー)」を展開、7店舗を数える。パラダイスプラン社長の西里長治さん(5…
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シンクスクエア田中健一社長は“謎中毒” 島田荘司に衝撃
シンクスクエアは、創業11年、システム開発のプロ集団だ。約30人のエンジニアたちを率いるのは田中健一社長。ミステリーの大ファンで、自ら「謎中毒なんです」と笑う。キッカケは高校時代に読んだ一冊で――。…
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第一園芸・田中浩社長「亡き父の蔵書を整理して親子の縁に気づきました」
1898(明治31)年、三井家別邸内(品川・戸越)に設立された三井農園を起源とする老舗の花屋会社。現在、ウエディングをはじめとした装花事業、首都圏を中心としたフラワーショップ事業、商業施設やオフィス…
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「バカの壁」に興味引かれたのはドイツ駐在経験が大きい
ドイツを代表する自動車・産業機械メーカーの日本法人。シェフラージャパンは1987年の設立から31年目を迎えている。近年は本社からの権限移譲を進め、マツダのスカイアクティブエンジン、ホンダのデュアルク…
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社員に読書手当を ジェイック社長・佐藤剛志さんの読書愛
ジェイックでは毎月、社員に「読書手当」を出している。 「月に1冊読んでリポートを書いたら1000円支給します。一番読む人は1万2000円くらい。毎月10人くらいに手当を支給しています。読書をす…
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はるやまHD治山正史社長は 月20冊読破する“本のソムリエ”
紳士服大手のはるやまHDは創業の地・岡山に本社を構えているが、インタビューの場所は東京支社。治山さんは、スーツケースいっぱいに本を詰め込んで岡山から持ってきた。本への愛情は深く、知識も豊富だ。 …
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LIFULL社長・井上高志氏は年間50冊を読み社員の本棚へ
LIFULL(東証1部)は、日本最大級の不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME’s」などを運営。そのほか、グループで介護施設、引っ越しなどの検索サイトも手掛けている。4月1日に社名を「ネクス…
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クレディセゾン林野宏社長の読み方 「本は対話するもの」
「永久不滅ポイント」で知られるセゾンカードの発行元、クレディセゾン社長の林野さんは、無類の読書家だ。子供の頃は家の物置が本でいっぱいで、手当たり次第、むさぼるように読んだという。 「親父が本好き…
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ボディワークHD清水秀文社長 自撮り写真で自宅本棚を公開
リラクセーションスペース「ラフィネ」など、全国に約500店舗を展開するボディワークグループ。創業者で社員・セラピスト合わせて約5200人を率いるのが、清水秀文社長だ。写真は、自宅の自分の部屋にある本…
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ナイルレストラン社長 東京の別宅はまるで“警察資料館”
東京・銀座の「ナイルレストラン」は創業68年、日本最古のインド料理店として有名だ。開店前から行列ができて、遠方の客も少なくない。そんな老舗の2代目社長のG・M・ナイルさん(73)は、東京農大を卒業。…
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ラ・アトレ脇田栄一社長 米長邦雄の名著を経営本として読む
総合不動産「ラ・アトレ」(本社・港区海岸)は東証JASDAQ上場。実は、最近話題のリノベーションマンション(再生不動産)の草分け企業だ。また、松本市で太陽光設備完備の「電気代ゼロ」マンションを提案し…
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ワンダーテーブル社長秋元巳智雄さん 「本は知識の指南書」
ワンダーテーブルは、9月に赤坂に開店するプライムリブ(アメリカンローストビーフ)専門店「ロウリーズ・ザ・プライムリブ」、シュラスコ料理(ブラジル風バーベキュー)専門店の「バルバッコア」など、海外の名…
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アデコ社長 人生の転換点となった稲盛和夫の「生き方」
「アデコ」は、スイスに本部を置く総合人材サービス企業の日本法人だ。川崎健一郎さん(41)は、社長を務めていたベンチャーセーフネット(VSN)のアデコ傘下入りに伴って同社の取締役となり、2年後の2014…
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オープンエイト社長は「ブラックジャックによろしく」が愛読書
大人のトラベル&カルチャー動画マガジン「ルトロン」の運営、携帯電話向けマーケティングで急成長のオープンエイト。社長の高松雄康さん(43)は博報堂からアイスタイル役員を経て、2年前に同社を設立した。今…
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歴史小説「坂の上の雲」は商売に通ずるものがあります
「人形の久月」のテレビCMなどでお馴染みの久月。ひな人形や五月人形を扱う人形業界は現在、日本の出生率低下のあおりを受けて厳しい環境にあるが、1835年創業の老舗人形問屋も例外ではない。横山社長が頭を悩…
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経営者としての体力をつけるため年間60冊をノルマに
今年4月に東証マザーズに上場した「旅工房」は、ネットで海外旅行(123カ国、2017年7月現在)を販売する。店舗を持たず、パンフなどの印刷物もない分、手ごろな価格で提供できるため、利用者の注目度も上…
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R&D HD静孝一郎社長は「徳川家康」からビジネスの極意を
R&D社は、靴やかばんなど革製品のメンテナンスグッズを取り扱う商社。TOD’sなどのブランドショップや人気セレクトショップで使われているシューケア用品、最近では、情報番組などで紹介された大ヒット中の…
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休日に自宅でひとり 酒を飲みながら本を読むのが至福の時
今月26日の株主総会・取締役会で正式に社長に選任された上口さんは、明治大学に通っていた学生時代を本に埋もれて過ごした。当時は「寝る時間がもったいない」「眠るよりも本を読みたい」と思うほど活字に飢えて…