原巨人はなぜ負けたのか
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<第4回>「助っ人」にならなかった外国人打者
チームが苦しい時に助けてくれるのが外国人選手である。だから「助っ人」というのだが、今季の野手は全滅だった。 在籍した4選手のうち、アンダーソンは打率.252、カステヤーノスは.100、セペダ…
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<第3回>体感“160キロ”マシン特打で貧打深刻化
「効果ですか? 目慣らしですね。あとは……。それは選手の間でも議論になったんですよ」 巨人の主力選手がこう言った。昨季のチーム打率は.257。リーグワースト2位の貧打に泣いたことで、原監督(5…
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<第2回>手術明け長野の開幕起用を焦った罪
「やっぱり長野を(一軍に)上げるのが早かったのかなあ。あの時、止めておけば……」 巨人の首脳陣がこう漏らした。開幕3番を務めた長野久義(30)の今季の打率は.251。これは6日現在、セ・リーグ…
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<第1回> 阿部「捕手復帰」がチーム崩壊の序曲
ヤクルトの優勝が決まると、巨人首脳陣のひとりがこう言った。 「貧打もそうだが、監督は『やっぱり捕手を固定できなかったのが痛かった。投手によって捕手が代わるというのは、チームとして正しい姿じゃな…