いま役立つ名手の技
-
宮本留吉<5> ボールから10cm近く後ろにヘッドを構える
ドライバーのボール位置は左足かかとの内側線上といわれている。 しかし、宮本留吉は左かかとよりボール2個分ぐらい、内側に置いていた。 なぜか。ドライバーの標準的なスタンス幅は「肩幅と同…
-
宮本留吉<4> クローズに構えたスタンス方向に振り抜く
スイングするときのクラブヘッドの軌道は「インサイドイン」だとよくいわれる。バックスイングで体を回すことで、クラブヘッドは目標線の内側に上がり、内側から下りてきたクラブは、ボールをヒットした後も体の回…
-
宮本留吉<3> ヘッドスピードを上げるのは右手の仕事
宮本留吉に教わっている人たちはみんな左手の親指をシャフトから外したインターロッキンググリップだった。宮本に教わるまでは左の親指をシャフトに乗せたグリップだったという人がほとんどだった。 「左手…
-
宮本留吉<2> 宮本流グリップはフックボールが簡単に打てる
学生時代にゴルフを少しやっていたのでゴルフ雑誌の編集部に入った。 宮本留吉の取材を担当したときはスコア90台では回っていた。練習場で取材するとき、1時間ぐらい前に着いて練習していると、宮本に…
-
宮本留吉<1> “ジーン・サラゼン流”インターロッキング
わたしがゴルフの物書きを始めたのは1964(昭和39)年、東京五輪の年である。学生時代に少しゴルフをやっていたこともあって、ゴルフ雑誌の編集部に入って1年もしないうちに日本オープン6回優勝の戦前の第…