松坂、筒香を育てた小倉清一郎 鬼の秘伝書
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巨人・菅野は高校時代、責任感の強さと器用さが「凶」と出ることがあった
今年も巨人が苦戦を強いられている。そんな中、「勤続疲労」からモデルチェンジを図っているのが、今季6勝5敗のエース菅野智之(32)である。 昨季、そして今季も右肘を痛めた影響なのか、現在の直球…
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侍J栗山監督との対談で質問攻めにされた テレビ局の企画で指名される光栄
先日、テレビ朝日の企画で来春にWBCを控える侍ジャパンの栗山英樹監督と対談した。聞けば、「負ければ終わりの一戦必勝の戦いは、高校野球から学ぶことがある」と栗山監督が私に白羽の矢を立てたそうだ。とても…
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夏の神奈川大会は四つ巴の大混戦と予想する 監督交代の東海大相模はV率20%
高校野球の夏の神奈川大会の組み合わせが11日に決まった。今年はかつてないほど大混戦になりそうだ。現地で見たのは春の準決勝に進出した4チームだけだが、分かる範囲で展望を記してみる。 今春優勝の…
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思い出す97~98年の横浜高44連勝 それでも神奈川県内で負けそうな試合があった
昨秋の新チーム結成以降、無敗だった大阪桐蔭がついに負けた。 5月29日の近畿大会決勝で相手は昨夏の甲子園を制した智弁和歌山。阪神や巨人でプレーした中谷仁監督が繰り出したタイプの違う4投手の継…
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甲子園出場&優勝を目指す学校が今やるべき練習、選ぶべき試合相手
エンゼルスの大谷翔平が日本時間15日にメジャー通算100号を放った。 開幕当初は警戒され、低めを攻められていた。本塁打を打つには、低めより高めの球の方がポイントが前になるため、打球が飛ぶ。投…
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強豪校はこうして監督を交代する 東海大相模で甲子園4度優勝の門馬敬治君が創志学園へ
東海大相模(神奈川)前監督の門馬敬治君(52)が今夏の大会後、春夏甲子園5度出場の創志学園(岡山)の監督に就任することが決まったようだ。 69歳の長沢宏行監督は今夏限りで退任するという。門馬…
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「令和の怪物」佐々木朗希は「平成の怪物」松坂大輔より上か下か?
とんでもない投手が出てきた。 10日のオリックス戦で完全試合を達成。続く17日の日本ハム戦でも8回を完全投球でマウンドを降りた「令和の怪物」ことロッテの3年目・佐々木朗希である。 【写…
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センバツVで公式戦20連勝の大阪桐蔭にライバルなし 98年横浜の44連勝はおそらく抜かれる
大阪桐蔭の強さばかりが目立ったセンバツだった。 3月31日の近江(滋賀)との決勝を制し、センバツでは4年ぶり4度目の優勝となった。1大会のチーム最多本塁打記録を大幅に更新する11本塁打で決勝…
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新生・日本ハムで心配な3人…選手会長近藤よ、新庄フィーバーに惑わされるな
25日に開幕したプロ野球のいちファンとして、私が注目しているのは、新庄監督が就任して話題の日本ハムである。 このチームには教え子が多い。その中でも選手会長の近藤健介が心配だ。開幕前に左膝の違…
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センバツ大本命・大阪桐蔭を倒すには投手力がカギ 好左腕・森下擁する京都国際が対抗馬
昨秋の東海大会で準優勝しながら、18日開幕のセンバツに選考漏れした聖隷クリストファー(静岡)問題。2月17日の国会でも取り上げられたが、日本高野連が対応を取らずに幕引きしたのは残念だった。今後、この…
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「飛ばない金属バット」導入へ 高野連にはバットの“体重制限”も検討してほしい
日本高野連がついに決断した。成立前の試合を引き継いで翌日以降に再開する「継続試合」を今春のセンバツから採用することを決めた。雨天などで試合が中断された場合、イニングに関係なく翌日以降に中断された場面…
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聖隷クリストファーを33校目としてセンバツに出すべきだ
先月28日のセンバツ出場校を選ぶ日本高野連選考委員会で、東海地区2枠に、東海大会準優勝の聖隷クリストファー(静岡)が落選し、4強の大垣日大(岐阜)が選ばれたことが物議を醸している。 聖隷は昨…
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センバツ本命・大阪桐蔭を脅かす新鋭校 ダークホースは山梨学院
3月18日に開幕するセンバツ出場32校が28日、決まった。全出場校の戦力を把握しているわけではないが、注目校を挙げてみた。 ■センバツ展望 昨秋の関東大会で準優勝だった山梨学院の臨時コ…
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母校・横浜高は強くなったのか? 昨夏は甲子園出場、昨秋はコロナ時代
横浜高に臨時コーチとして行くようになった。母校だけに、あまり言いたくないが、ゲンダイの要望で触れることにする。 昨夏の神奈川大会は、春のセンバツ甲子園を制した東海大相模が、新型コロナウイルス…
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2021年野球界を振り返り…「怪物」松坂大輔の引退セレモニーに物申す
2021年もあと1週間弱。印象に残るニュースを振り返ってみた。 まず春のセンバツ甲子園の1回戦、東海大相模(神奈川)の先発は、絶対的左腕エースの石田ではなく、右の石川だった。相手の東海大甲府…
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イチローさんには高校野球の監督・コーチを指導してほしい
元メジャーリーガーのイチローさんが最近、あちこちで露出しまくっている。 秋の東京を制した国学院久我山、県で8強の壁を破りたいという千葉明徳でそれぞれ指導したことがニュースになった。 …
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花巻東・佐々木麟太郎がドラ1選手になるには「117キロ→105キロ」まで減量すべき
イキのいい1年生が現れた。花巻東(東北・岩手)佐々木監督の長男・麟太郎が明治神宮大会3試合で2本塁打を放ち、高校通算49号というハイペースで1年目の公式戦を終えた。 【写真】この記事の関連写真…
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中日・立浪はPL学園時代にショートから配球のサインを出していた
プロ野球の新監督2人を見ていて思い出した。 中日の立浪和義監督が、1987年に甲子園春夏連覇を達成したPL学園(大阪)時代を思い出す。私も横浜商(Y校=神奈川)のコーチとして夏の甲子園に出場…
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1年生の松坂大輔を夏の甲子園に帯同させたことが逆効果になったワケ
今夏の甲子園で4強入りした京都国際(京都1位)が近畿大会の準々決勝で和歌山東(和歌山2位)に競り負け、来春のセンバツ出場は当落線上となった。県大会準決勝で敗れた智弁和歌山に続き、近畿大会1回戦で敗れ…
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引退する日本ハム斎藤佑樹はなぜプロで活躍できなかったか
11日にプロ野球のドラフト会議が行われた。入る者がいれば去る者もいる。先日、日本ハムの斎藤佑樹が引退を表明した。 早実(西東京)時代、2006年夏の甲子園で優勝し、フィーバーとなった。その年…