この仕事のお値段
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活版凸版印刷 名刺100枚6900円から
「九ポ堂」の酒井草平さん・葵さん夫婦は、活版・凸版印刷を用いて、個人やショップの名刺、オリジナル絵柄のカードなどを手掛けている。名刺は注文内容によるが、デザインを持ち込んだ場合で、100枚6900円か…
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半年関わってゼロ円も フリー編集者にギャラ交渉は不可欠
「ギャラの話が最初に出てくることはめったになく、『あうんの呼吸』。それでいい時もあったが、不景気の今はノーギャラということも」 こう嘆くのは、フリー編集者のAさん(50)。先日の経験を話してく…
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「近代詩伝道師」 ポエトリーカフェ1回1300円×参加人数
「心に太陽を くちびるに詩を」の著書がある近代詩伝道師のぴっぽさん。彼女が初心者のための気さくな“詩の学び場”である「ポエトリーカフェ」を初めて開いたのは、2009年10月。月1回の開催で、今年1月で…
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【エロ漫画編集者】1ページの編集費は1000円~2000円
編集プロダクション「漫画屋」代表の塩山芳明さん(63)は、「レモンクラブ」「コミックMate」「人妻熟女コミック」「漫画ダンディー」など数々のエロ漫画雑誌の編集を手がけた名うての編集者。今回は彼の語…
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脱サラしてギャラリーオーナーに 展示室は6日間で9万円
十松弘樹さん(56)は約30年のサラリーマン生活に終止符を打ち、2012年9月、国立駅すぐ近くに築50年の木造民家を活用した「ギャラリービブリオ」をオープン。こけら落としは、画家・林静一さんの商品化…
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営業時間の合間に描き上げる 銭湯背景画絵師のお値段
丸山清人さん(81)は、日本で3人しかいない現役銭湯背景画絵師の最年長。銭湯で背景画を描く一方で、アーティストとして個展、ワークショップ、トークショー、ライブペインティングなどを行っている。 …
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SNSのアイコンに 原田専門家さん開発「パ紋」のお値段
「パ紋」とは、「パーソナルな家紋」。名前と好きなものからつくり出すソーシャルネットワーク時代のアイコンだ。グラフィックデザイナーの原田専門家さんが考案した。 原田専門家さんは、元はケンドーコバ…
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フリーアナウンサー イベントや結婚式の司会が1本3万円~
「松岡修造さんの女版を目指しています!」 全身からあふれる元気オーラが魅力的なのは、フリーアナウンサーの朝妻久実さん。ニッポン放送「ザ・ボイス そこまで言うか!」の街角ステーション(月~木・1…
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鯰を巡る旅も…鯰絵研究家は収入どころか“持ち出し状態”
「鯰絵(なまずえ)」とは、安政2年10月2日に起こった江戸大地震災害時の世相を表した錦絵のこと。わずか2カ月しか世に出回らなかったが、爆発的人気を博したという。 そんな鯰絵への「好き」が高じて…
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1粒の米に5551文字 ミクロ工芸家・石井岳城さんの場合
「実際に見てもらった方がよくわかる」と連絡を頂戴し、工芸家の石井岳城さん(76)のご自宅を訪れた。作品のすべてが、「えーっ!」と声を上げるほど驚愕なのだ。 たとえば、一粒の米の表裏に般若心経を…
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体張ったリポートも ラジオパーソナリティの出演料は?
「わっしょい!JAPAN」(毎週日曜日12~13時)のプロデューサー兼ディレクターを務める岩下生佳さん(45)は、ラジオパーソナリティー歴20年以上。ラジオパーソナリティーだけを担当する場合もあれば、…
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「旅する字書き」玉田精さん 値段は相手次第で1~1万円
路上で出会った人の目を見て得たインスピレーションで、その人を象徴する言葉を書く。呼ばれれば、どこにでも行く。だから、玉田精さん(34=写真)は、「旅する字書き」を名乗っている。 「“書家”とい…
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山口組顧問弁護士の顧問料は月20万円
そのままズバリのタイトル「山口組顧問弁護士」(角川新書)を上梓した山之内幸夫氏は、2015年に弁護士の資格を失うまでの40年間、山口組をすぐ近くで見続けてきた。 1975年、29歳の時に大阪…
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ウエディングデザイナーはゲスト数でデザイン料が決まる
「招待状や会場の装飾などのデザインを通して、新郎・新婦さまの気持ちをゲストの方々に伝えるのが、私の仕事です」 野村和代さん(35)は、日本ではまだ少ないフリーランスのウエディングデザイナー。 …
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コピーライターの月収は? 売れっ子と下っ端では雲泥の差
「元カレも、今カレも、オカモトです。」「ソマラナイ自分へ。」「元カレが、サンタクロース。」――。見覚えのある人も多いだろう。コンドームやヘアワックス、ブランド買い取り店のキャッチコピーで、その生みの親…
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パーソナルトレーナーは1回のギャラを自分で決める
スポーツジムに行くと、マシンの使い方や筋トレの仕方などを教えてくれるスタッフがいる。利用者からは一律同じ立場に見えるが、「私の所属するジムでは、『社員』『アルバイト』『業務委託』の3つに分かれます」…
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ゴーストライターは出版後に原稿料を値切られることも
サラリーマンの傍ら、ゴーストライターをしているのが飯島宏さん(45・仮名)。ゴーストライターとは、「単行本などで、著者として名のあがっている本人に代わって陰で文章を書く人」(デジタル大辞泉)だ。 …
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30代半ばで独立したウエディングフォトグラファーの場合
「これからウエディングのハイシーズン。8月の収入はこの仕事を始めてからの最高額で、75万円ほどでした」 こう話すのは、業界大手のウエディングプロデュース会社から仕事を請け負い、結婚式の写真を撮…