大都市圏なんでも健康ランキング
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冠疾患集中治療室 関西では高槻市から寝屋川市が空白地帯
重症心臓病患者の救命を担うCCU(冠疾患集中治療室)。関西圏(大阪府・京都府・兵庫県)では291床が稼働しています(大阪169床、兵庫77床、京都45床)。〈表〉はCCUが多い・少ない2次医療圏をま…
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首都圏の2次医療圏CCU数 都下の西多摩はゼロ
心臓病患者に対して圧倒的に少ないCCU(冠疾患集中治療室)。多くは首都圏をはじめとする大都市圏に集中しています。今回は2次医療圏別のCCU数を調べてみましょう。 厚労省は医療政策を立案・実施…
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心臓病集中治療室の地域格差 首都圏に全国の3割が集中
急性心筋梗塞のリスクに関連して、心臓病の医療供給体制について見ていくことにしましょう。といっても、単純に循環器科や心臓血管外科を開設している病院数や、医師数などをあげても面白くありません。今回はCC…
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急性心筋梗塞死亡率 東海では三重県が全国平均より2割高い
東海三県(愛知県・岐阜県・三重県)は、急性心筋梗塞で亡くなるリスクがさほど高くありません。とくに愛知県は全国平均よりも低めになっています。域内の急性心筋梗塞の標準化死亡リスク(男性)ワースト10とベ…
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急性心筋梗塞 京都市「南区」は全国平均の3倍近いリスク
関西圏(大阪府・京都府・兵庫県)は、全国的に見て急性心筋梗塞が比較的少ない地域です。とはいえ、標準化死亡比がもっとも高い京都市南区は、285.9という驚くほど高い数字を出しています。全国平均よりリス…
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【急性心筋梗塞高死亡リスク】首都圏ワーストは横浜市中区
急性心筋梗塞で命を落とす可能性を「標準化死亡比」で見ていくことにしましょう。年齢補正を行った各自治体の死亡率を日本全体の死亡率で割って、100倍した数字です。ちょうど100になれば、急性心筋梗塞で亡…
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震災の影響は? 急性心筋梗塞の死亡率ワースト1は福島県
介護施設の問題から離れて、死因別の自治体格差に戻りましょう。今回は急性心筋梗塞を取り上げます。症状が出てから24時間以内の死亡(外傷性のものを除く)を「突然死」と呼びますが、その代表が急性心筋梗塞で…
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中京圏の特養事情 都道府県定員は愛知県がワースト1位だが
中京圏(愛知県・岐阜県・三重県)の市レベルで見た特養定員格差は、首都圏や関西圏ほど大きくありません。75歳以上の人口1000人当たりの入所定員は〈表〉のとおりです。最大が岐阜県本巣市の59.7(人分…
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【首都圏の特養事情】ワースト1位は小金井市
特別養護老人ホーム(特養)は、要介護3以上の高齢者を長期間(亡くなるまで)、低料金で預かってくれる介護の最後のとりでです。ただし、収容定員が大幅に不足しています。しかも首都圏の市区町村別の特養の定員…
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【特別養護老人ホーム】75歳人口1000人当たりで最多は
脳卒中に関連して重要さが増すのが介護施設。重い後遺症が残り、そのまま要介護になってしまうケースが少なくないからです。しかも脳卒中が引き金となって、認知症を発症することも珍しくありません。いまや現役中…
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【脳卒中標準化死亡比】全国でもベストワンの小金井市
各自治体の年齢調整死亡率を、日本全体の死亡率で割って、100倍した値です。100よりも大きければ、それだけ脳卒中で亡くなるリスクが高く、小さいほどリスクが低いことを意味します。今日はリスクが少ない自…
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脳卒中の標準化死亡比 3大都ワースト1は東京・福生市
がん以外にも、心臓病、肺炎、肝臓病など、さまざまな死因別に標準化死亡比が計算されています。今回はその中から脳卒中(脳梗塞・脳内出血・くも膜下出血の総称)に焦点を当ててみましょう。脳卒中は命が助かって…
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がんの標準化死亡比は住みやすい自治体ほど低くなる
日本全体のがん死亡率に対して、各自治体のがん死亡率が高いか低いかを数値化したものをがんの標準化死亡比と言います。昨日は数字が大きい(がんで亡くなる確率が高い)自治体に注目しました。今日は確率が低い自…
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下町の生活習慣影響? 大阪・神戸が全国最悪のがん死地帯
死因別の標準化死亡比(男性)を見てみましょう。最初はがんです。表のような数字になっています。 首都圏は例によって川崎市川崎区がワースト1位。横浜市から東京の下町一帯に至る「京浜工業地帯」が、…
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男性の標準死亡比 首都圏ワースト1位は川崎市川崎区
市区町村別の死亡率はどうなっているのでしょう。もちろん平均寿命が短い自治体ほど、死亡率も高いのは言うまでもありません。ただ死亡率の比較は、決して容易ではありません。単純に死亡数を人口で割って死亡率を…
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中京圏の平均寿命 男女とも域内格差がほぼない理由
首都圏と関西圏に挟まれ、微妙な立ち位置にある中京圏(愛知全県と岐阜県南部、三重県北部)。日本列島の中央に位置しているからなのか、平均寿命に関しても、男女とも日本人の平均値(男性79.9歳、女性86.…
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近いほど短命の怪 大阪市は“寿命のブラックホール”なのか
関西、とりわけ京阪神は、自治体間の平均寿命の格差が際立って大きいエリアです。特に男性で、その差は9歳以上にも達しています。宝塚市の平均寿命が最も長く、81・5歳であるのに対し、ワーストワンの大阪市西…
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首都圏の平均寿命は若者の数が多いほど長くなる
市区町村の健康や医療の格差を見ていこうという今回の企画。最初は平均寿命に着目しましょう。といっても全国では広すぎて、むしろあまりピンと来ません。今回は首都圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)に限定…
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平均寿命の違いをあぶりだすには市町村レベルで見てみる
医療や健康に関する都道府県ランキングは、マスコミで頻繁に取り上げられています。たとえば平均寿命。男女とも長野県が最長なのはよく知られた話です。厚労省の「平成22年都道府県別生命表」によれば、男性が8…