ダンツマ ~男が泣いて喜ぶツマミ
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【焼きエビ】何もしないから美味いのだ
大将は8人きょうだいの4番目。「兄弟は全員、広島にいて、商売人をやっているのは自分ひとり」と言うが、明るいキャラクターは客商売に向いているようだ。毎日バスで20分かけて通勤し、女将さんと一緒に店を切…
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【しその葉とガリ入りのバッテラ寿司 ~海苔で巻いて】サバのうまさが際立つ
関東でもお馴染みのバッテラ寿司だが、よく見るとサバと酢飯の間に、しその葉と刻んだガリが入っている。見た目もおいしそうで女性にもウケそうな一品だ。 ひとくち大に切ってあるので、クルリと海苔で巻…
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【ウナギのワサビのせ~海苔で巻いて~】ワサビが決め手
「これがウチの名物」と大将が出してくれたのは、なんとウナギ。昌冨ずしでは、お客さんの好みに合わせて酒のツマミを出してくれる。大将に“お任せ”で頼むツマミはユニークだがうまいと評判で、それを楽しみで来る…
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【鯛めし】コツさえつかめば極上の締めが家庭でも楽しめる
酒飲みはなぜ、締めにラーメンを食べたくなるのだろう? 肝臓の栄養源は炭水化物だからだと聞く。飲んで疲れた肝臓が炭水化物というエネルギー源を求めるわけだ。となると、締めはラーメンでなくてもいい。お茶漬…
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【貝の酒蒸しとダシ巻き卵】貝5種類のダシを使う贅沢
ここの酒蒸しには5種類の貝が入っている。日替わりらしいが、この日はオキシジミ(三重県産)、ムール貝、ホンビノス貝(大アサリ)、アサリ、ホタテの稚貝が入っていた。 4~5種類を入れると味に深み…
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【キンキの煮付け】煮魚は魚の脂によってレジピを変える
煮魚の作り方自体は簡単そうに見える。それに見た目が豪華だし、日本酒をちびちび1合くらいやってから、そろそろ飯にしようかな、という流れにも合う。 ぜひとも上手に作りたいのだが、素人はいつも何か…
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【アジのなめろうと山河焼き】骨についた身をこそげ取る
上尾の名店、基の店内は楽しい。工場があり、農家、地主の人も多いせいか、5時に開店すると、早速、酒飲みたちが集まってくる。常連は大体、2つあるカウンターに陣取る。1つはおかみさんが相手をするカウンター…
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【シラスとローストビーフのサラダ】自家製ドレッシング2種類の贅沢
病みつきになる味というのがある。それは調味料の調合に秘密があると思いがちだが、実は素材との組み合わせではないか。 そう思わせるのが、この2種類のサラダだ。前菜としてつまんでいると、ビールも進…
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【とり胸肉の低温調理サラダ】風味増すカレーソースがポイント
晩酌はやめられないけどお腹回りが気になる。そんな悩みを解消してくれるメニューだ。鈴木シェフが、家庭で簡単にできるように考えてくれた。 失敗しないコツは、袋をキツくしばり、空気をしっかり抜いて…
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【新じゃがとバジルとブルーチーズのジェノバ風】余ったバゲットを有効活用
家庭用にバゲットを買ったら、余らせてしまう。フランスパンは少量でも食べ応えがあって、なかなか減らない――。そんなバゲットを活用し、ホームパーティーの定番、カナッペをイメージした逸品だ。春先から夏場に…
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【あさりの白ワイン蒸し】締めはパスタで2度おいしい
フランスの庶民の味として知られる郷土料理「ムール・マリニエール」。一般家庭から、高級レストランまで定番のメニューだという。いわゆる「ムール貝の白ワイン蒸し」だ。フランスではムール貝を使うのだが、日本…
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【サバの干物のエスカベッシュ】材料の組み合わせが自在
サバの干物のエスカベッシュ エスカベッシュとは、フランス風の南蛮漬けのこと。本来は、粉をまぶして揚げたり、焼いたりしてタレに漬け込む。しかし、今回、鈴木シェフが使ったのは干物だ。 「油も…
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【焼きなすとアボカドのタルタル】夏バテ防止にもってこい
白を基調とし、一角がガラス窓で開放された店内は清潔感が漂う。モンブランが有名だが、実は本格フレンチから手頃なランチまで“主食”もファンが多い。 20歳からフレンチ一筋の鈴木シェフは、「本店の…
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【アタクルトワット】ジャガイモの歯ごたえが肝
アタクルトワット エチオピアで「ワット」とは、シチューやカレーなどの煮込み料理を指す。「アタクルト」は野菜だから、「アタクルトワット」を直訳すれば、野菜カレーとなるが、ほぼジャガイモ炒めだ。 …
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【パジア】ほどよい塩加減で手が止まらなくなる!
オムレツのような見た目だが、オムレツではない。もちろん、お好み焼きでもない。 食べてビックリ、うんまっ! カメラマンと口をそろえて「ビールに合う」。モサモサした食感ながら、ほどよい塩加減で、…
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【トマトと玉ネギのサラダ】コツはフレッシュなレモン汁
トマトとタマネギのサラダ 居酒屋やレストランでトマトとタマネギのサラダを注文すると、スライスしたり、くし切りにしたりしたトマトが主役。タマネギはみじん切りで、ドレッシングの材料になっている。し…
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【ビーフテプス(肉野菜炒め)】味の決め手はニンニク
ワンダサンさんの出身地エチオピアで「ビーフテプス」とは、牛肉を使った肉野菜炒めのこと。現地ではヤギや羊、鶏など、いろいろな肉を使用するが、簡単なツマミなら牛が一番だそうだ。 「店では、オリジナ…
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【レンズ豆のスープ】バターを加えたようなコク
タマネギを使わない料理はない。エチオピア料理はタマネギが定番で、どの料理にも必ず使い、甘味のポイントになっているという。 「エチオピアは一年中、同じタマネギだけど、日本は今が新タマネギのシーズ…
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【韓国風牛すじ煮込み】コチュジャン風味のトロトロ肉
濃厚なスープが染み込んだ大根に、トロトロのすじ肉。歯ごたえのあるコンニャクの次は甘いニンジン……。牛すじの煮込みが嫌いな飲んべえはいない――と、断言してもいいのではないか。 「すじ肉は、鍋で軽…
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【イカとレタスのチョレギサラダ】簡単で食感が楽しい
何か作りたいけど、手間のかかるものは面倒くさい。出来合いのものは嫌だし、野菜も取りたい……。そんな人にオススメなのが、このチョレギサラダだ。 作り方は簡単。ボイルしたイカのゲソを冷水で締め、…