ロシアW杯列強「エース診断」
-
イヤらしい弾道で放り込んでくる ベルギーMFデ・ブライネ
今季の英プレミアリーグを圧倒的な強さで制したマンチェスター・シティーの不動のプレーメーカーである。何よりもゴールにつながるプレーの多彩さには感心させられる。 ピッチ中央に居座るタイプではなく…
-
ウルグアイFWスアレスはシュートの引き出しの多さが真骨頂
相手ゴール前で「ゴールの匂いを嗅ぎ取る能力の高さ」に関しては、ロシアW杯出場32カ国のストライカーの中でトップと言ってもいいだろう。 中盤からドリブルなどでボールを運び、シュートに持ち込むタ…
-
ポルトガル代表ロナウド 空中で止まって見える強靱の肉体
欧州CL決勝でリバプールを倒し、史上初の3大会連続13度目の優勝を果たしたスペインの名門レアル・マドリード。 大黒柱FWクリスティアーノ・ロナウドは、CL決勝こそ無得点に終わったが、今季CL…
-
スペイン代表イニエスタ 多くの選択肢から最良の一手選択
バルセロナを退団するに当たって「これまでやってきたプレーをバルセロナでは見せられなくなった」と話したMFイニエスタだが、ロシアW杯に出場する強豪スペイン代表のレギュラーを張っているわけだし、その実力…
-
フランス代表エムバペ 移籍金230億円の19歳FWを見逃すな
19歳FWエムバペ(テレビ的には「ムバッペ」と発音する)は、仏リーグのモナコに所属していた昨季、欧州CLで6得点を挙げてベスト4入りの原動力となった。すると昨夏、230億円の移籍金で金満クラブのパリ…
-
ブラジル代表ネイマール 個人技に走っても不満は出ない
ブラジルの絶対的エースであるFWネイマールが、才能をフルに発揮したら――。ロシアW杯は「ネイマールの大会」と呼ばれるだろう。 ハイレベルなテクニック、スピード、意外性のあるフェイント、鋭い…
-
アルゼンチン代表メッシ マラドーナのように…がVへの近道
世界中のサッカーファンは知っている。アルゼンチン代表FWのメッシが当代随一のプレーヤーでありながら、2005年に代表に招集されてから世界王者どころか、南米王者のタイトルも手にしていないことを――。 …
-
ドイツ代表T・ミュラー 高い決定力はトップ下起用で生きる
ロシアW杯は現地6月14日のロシア―サウジアラビア戦(日本時間15日午前0時開始)を皮切りに熱戦の火ぶたが切られる。そこでドイツ1部でヘッドコーチ経験のある鈴木良平氏(評論家)による「列強エース診断…