適菜収「それでもバカとは戦え」
-
吉本興業がつながる詐欺グループ、官邸、維新の共通点
吉本興業のタレントと振り込め詐欺グループのつながりがニュースになっていた。「カラテカ」入江慎也の仲介で「雨上がり決死隊」の宮迫博之、「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮、レイザーラモンHGら10人以上…
-
日本は三流、人治国家に転落 安倍政権支持者こそ「反日」
今の日本の状況を象徴するようなニュースがあった。大阪市で行われた新聞記者のトークショーに、森友学園前理事長の籠池泰典がゲストとして登壇(今月13日)。 「75年ほど前、大東亜戦争のような統制の…
-
NHKネット同時配信は強制的なカネ巻き上げ 迷惑でしかない
私はテレビを持っていない。この20年以上、テレビはまったく見ていない。だから当然NHKの受信料も払っていない。近所の定食屋や健康ランドなどでたまにテレビ放送を見かけることがあるが、むやみにテンション…
-
皇室の国民に寄り添う姿勢を疎むくせに政治利用する首相
やはり私がネット上で予測していたとおりだった。4月30日、御代替わりを前に執り行われた「退位礼正殿の儀」で安倍晋三は、「天皇皇后両陛下には、末永くお健やかであられますことを願って……あらされますこと…
-
維新の正体を浮き彫りにした長谷川豊の部落差別騒動
今夏の参院選に日本維新の会から立候補する予定の元フジテレビアナウンサー長谷川豊が、被差別部落を誹謗中傷して騒ぎになった。長谷川は講演で「士農工商の下にエタ・ヒニン、人間以下の存在がいると。でも人間以…
-
社会のダニが結集した日本維新の会はすみやかに解散すべき
日本維新の会の衆院議員丸山穂高が、北方領土へのビザなし交流訪問団に同行。国後島の宿舎で大酒を飲んで騒いだ揚げ句、元島民の団長に「戦争でこの島を取り返すことは賛成ですか、反対ですか?」「ロシアが混乱し…
-
検証が必要 財務省がたたく「MMT」はトンデモ理論なのか?
MMT(現代金融理論)が世界で注目を集めている。日本でも財務省や主流派経済学者が「トンデモ理論」だと決めつけバッシングに大わらわになっているが、彼らの世界観が根底から覆されるような話なので当然だろう…
-
欺瞞を重ねる安倍首相の「2020年の新憲法施行」に終止符を
憲法記念日に開かれた日本会議系の改憲集会に安倍晋三がビデオメッセージを送り、「2020年の新憲法施行」への意欲を表明したそうな。9条に自衛隊を明記し「違憲論争に終止符を打つ」とのことだが、終止符を打…
-
拉致家族会は安倍晋三の「アタクチ詐欺」に巻き込まれた
北朝鮮拉致被害者の家族会は、安倍晋三被害者の会とも言える。関係者が高齢化する中、問題は長引いたまま。安倍は拉致問題で名前を売ってきたが、北朝鮮を利用しているだけ。これまでも「北朝鮮情勢が緊迫してきて…
-
改革バカにケンカを売る山本太郎「れいわ新選組」の本気度
山本太郎が自由党を離党し、政治団体「れいわ新選組」を立ち上げた。団体名からして、維新的なもの=安倍晋三、菅義偉的なもの=改革バカにケンカを売っている。それだけでも笑えるが、打ち出した政策を見て声をあ…
-
巧妙に仕組まれたドラマ並みにねじれていた大阪W選の構図
ここのところネットでまとめて動画を見る機会があった。「トリック」というテレビドラマシリーズは、主人公が超能力者や霊能者のインチキを見破っていくという話だが、ロジカルにトリックを指摘するという体裁にな…
-
迫る統一地方選 議論の“前提事実”を捏造する勢力は論外だ
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)には何の期待もしていない。私が政治や社会に対するコメントをBOT(自動的につぶやくプログラム)でツイッターに流しているのも、「一日一善」みたいな発想で…
-
維新の会はトンデモ集団 全野党で駆逐しなければならない
統一地方選と同日実施される大阪府知事、大阪市長の入れ替えダブル選(4月7日投開票)。知事選では、大阪維新の会政調会長で大阪市長の吉村洋文と自民党が擁立した元府副知事の小西禎一、市長選では、維新代表で…
-
現実から目を背けるために過去を「いじくり廻してゐる」
新元号の発表は4月1日、切り替わるのは5月1日である。それに合わせて、「新元号を予測する」といった記事が巷にあふれている。これまでなら「不敬」とされていたが、今回は生前譲位なので構わないとメディアも…
-
政権を礼賛しデマを量産 三流ライターのズバぬけた“見識”
静岡新聞が政治評論家の屋山太郎が書いた「ギクシャクし続ける日韓関係」なるコラムを掲載。「徴用工に賠償金を払えということになっているが、この訴訟を日本で取り上げさせたのは福島瑞穂議員」「実妹が北朝鮮に…
-
“ミキオ算”垂れ流し…国会もメディアもバカに乗っ取られた
先月24日、沖縄県名護市辺野古の新基地建設に伴う埋め立ての賛否を問う県民投票が行われ、反対票が投票総数の7割を突破し、全有権者の4分の1を大きく超えた。これは昨年9月の知事選で玉城デニー知事が獲得し…
-
言論統制が深刻化…確実な証拠がないから追及が必要なのだ
ナチスの宣伝相でヒトラーの女房役のゲッベルスによるプロパガンダの手法は、より洗練された形で今の日本で使われている。デタラメな説明を一方的に繰り返し、都合が悪くなれば、言葉の置き換え、文書の捏造、資料…
-
安倍政権で焼け野原 現実を認めなければ反撃の機会を失う
四半世紀ぶりに黒沢明監督の映画「夢」を見た。そのワンシーン。敗戦後、復員した陸軍将校の前に戦死した小隊の亡霊が現れる。彼らは自分たちが死んでいることを理解できずに彷徨しているのだ。元日本兵の横井庄一…
-
客寄せからガス抜きに出世 “ウォシュレット小泉”はどう?
以前、小泉進次郎の著書や発言を集めて検証したことがあるが、批判するところが一カ所もなくて驚いた。内容がゼロだから批判しようがない。たとえば進次郎はカメラをしっかり見据えて、「必要なことをやるべき」「…
-
大事なのは過去の言動 政治家の「猫なで声」に騙されるな
前回の衆院選で地道に共闘を進めていれば、ある程度野党は勝つことができた(朝日新聞2017年10月23日付「野党一本化なら63選挙区で勝敗逆転」)。 しかし、前原誠司や小池百合子らによる野党分…