キャスター小西美穂 仕事のルール50
-
<50>人生100年時代「学び足し」でアップデートする
新型コロナウイルスの影響で、4月からの新学期が延期になり、影響を受けている人が大勢いますね。実は私もそのひとり。昨年秋から大学院に通い、学生をしています。50歳を迎え、「インプットをしたい」という思…
-
<49>感想が新たな発想を生む うまく伝える「3つの切り口」
昨春スタートした本連載も、残すところ2回となりました。この一年、どれだけ忙しくても原稿を書き続けるのは大変でしたが、「あるもの」が心の支えになっていました。それは、同僚のタカコさん(27)が記事を読…
-
<48>目の前の家族をとにかく大切にし感謝の気落ちを伝える
夢中で何かに取り組んでいるときは両親のことにまで気が回りにくいものです。働きながらの親孝行はなかなか難しく、先送りにしがちですよね。ただ、月並みだけれど、「孝行したい時に親はなし」。小さなことでもい…
-
<47>親の介護や病気に直面した時は誰か1人に説明しておく
母が悪性リンパ腫で闘病していたとき、メインキャスターとして番組に出演しながら入院先の病院にも通っていました。平日は東京で仕事、週末は神戸で看病という二重生活です。この頃は身も心も疲れ果て、オンエア直…
-
<46>我慢せずに泣ける場所をつくっておく
仕事をしながら親の介護をしたり、家族との死別に向き合ったり、乗り越えていったりすることは、誰にとっても難しいものです。しかも多くの場合、肉親が病に倒れたり亡くなったりするタイミングは、キャリアの踏ん…
-
<45>好機を逃さないために2~3週間先のスケジュールは把握
「チャンスの神様は前髪しかない」といいます。来たチャンスを掴めるのは一瞬で、どうしようかと迷っているうちに時が過ぎ去ってしまって掴めなくなる、という意味ですよね。由来となったギリシャの神様を見た時に、…
-
<44>ピンチの相手には同情するよりも「私もよ」とフォロー
大勢の方を前にして、とっても恥ずかしく感じる事態に直面し、「もうこの場から消えてしまいたい!」という心境になったことはありませんか? 私にはあります。でも、見事な“救いの一言”をかけていただいたこと…
-
<43>人生のピンチで困った時は「斜め上」の先輩に相談する
人生のピンチでいつも頼りにしているのが「斜め上」の先輩です。「斜め上」=「社外の年上の人」です。会社のネットワークから離れて自分の葛藤や悩みを素直に打ち明けやすい存在で、これまで何度も助けていただい…
-
<42>部下の相談には「複数の選択肢」を一緒に考える
2年前、「小西美穂の七転び八起き」という本を出しました。そこでは私の恥ずかしい過去について、たくさん書いています。 新卒で大阪の読売テレビに入社し、15年の記者経験を積んだ後、日本テレビに転…
-
<41>注意や指摘をするときは「もったいない」を使う
注意や助言をしたいと思ったとき、「プライドが高そうで言いづらいなぁ~」「言うべきか、いや見過ごすべきか……」と迷いが生じたことはありませんか。「職場で良好な人間関係を保つためには怒らせたくないけど、…
-
<40>潤滑油の役割を担う人は「ワンチーム」に欠かせない
ラグビー日本代表のスローガン「ONE TEAM(ワンチーム)」は、ラクロス日本代表だった私にとって特別心に響くものがあります。関西学院大学ラクロス部の初代主将として、どうすれば「ワンチーム」になれる…
-
<39>部下の日常の苦労は面談ではなく雑談で把握する
生放送の報道番組というと、「長時間勤務もいとわない、マッチョな男性の職場」といったイメージを抱かれるかもしれません。ひと昔前は確かにその通りでした。でも、いま私が担当する「news every.」の…
-
<38>プラスは逆効果…心配な相手にはマイナスの声掛けを
新しい年が始まりました。休みの間は静寂に包まれていた職場にも活気が戻っていることでしょうね。 そんな中、イマイチ覇気がなくて心配になるような部下がいたりしませんか。人事異動後の慣れない部署で…
-
<37>より鮮明に呼び起こすためにシーンもメモに記録する
取引先の方と打ち解けた雰囲気で会話を楽しんでいるときに、ふと、大切にしている趣味や子どもの頃の思い出など、人となりが伝わってくるような話をうかがうことって、ありませんか? 「孫がもう中学生になってね…
-
<36>要点を絞って話せるようにコンパクトなメモを作る
討論番組の司会を12年間していたので、「話し方の名手」としてセミナーや講演に引っ張りだこというゲストの方も多くいらっしゃいました。要点を絞って、ムダのない話し方をされるので、聞いていて本当に分かりや…
-
<35>身だしなみをチェックして相手の集中力を削がない
「きょうは、なかなか会話が弾まないなあ~」と思うときって、みなさんにもありますよね。なぜか集中して話を聞いてもらえない……。そんなふうに感じたら自らのファッションも再確認してみてください。無意識のうち…
-
<34>シャイな人には「答えやすい質問」をして緊張をほぐす
私が討論番組でインタビューしたゲストは、延べにすると1700人ぐらいになります。その中には「会話が苦手」という方もいらっしゃいました。初対面の人と会うだけで緊張して、挨拶の後に言葉が続かなくなってし…
-
<33>早口な人には「~と理解していいですか?」と聞き返す
早口って、伝染するんですよね。誰かが機関銃のように話すと、それを耳にした方も早口になってしまう。1対1の時ならまだしも、グループの飲み会で全員がハイペースでしゃべり続けた結果、何の話をしているのか分…
-
<32>「一言まとめ」の習慣で伝え上手&聞き上手になる
テレビ番組でニュースを解説する仕事をしていると、「相手に分かりやすく伝えるためには“まとめ力”が本当に重要だなぁ~」と感じます。まとめ力とは、伝えたい内容を「一言」でまとめたり、聞いた話を「1行で要…
-
<31>聞き上手が愛用 「へ・ほ・は」で共感のリアクション
聞き上手な人は「へ・ほ・は」が多いですね。話す側は、相手が自分の話に興味を持っているか常に気にしているわけですよね? そんな時、「へぇー」とか「ほぉー」や、「はぁー、そういうことね!」と大き…