安倍政権がひた隠す拉致問題の実態
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「安倍さんは信用できない」拉致被害者家族の悲痛な叫び
2010年2月、民主党政権の中井洽拉致問題担当相は「みんな(職員たち)、オレのところに情報を持ってこないんだよ」とボヤいていた。拉致問題対策本部は外務省、防衛省、警察庁、法務省、公安調査庁から出向す…
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「キム・ソングム」と名乗り特殊部隊員と夫婦偽装で工作か
活発な性格の遠山文子さん(失踪当時21)は高校を卒業後、東京都内の大手建設会社で働いていた。同じ職場の男性T氏と半同棲生活を送る一方、両親に黙って退職。T氏と北海道など全国各地を旅行し、石川県羽昨市…
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「キム・ミョンホ」は軍事訓練を受け党幹部の娘と結婚した
1969年7月27日。都立高2年だった大屋敷正行さん(失踪当時16)は、夏休みを利用して友達と静岡県沼津市大瀬崎海岸に海水浴に出掛けた。深夜、トイレに行くと言い残し、バンガローを出たまま行方不明にな…
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特殊部隊で「ヨンスン教官」と呼ばれ自衛隊ルールを指導
1968年12月1日。北海道稚内市の海岸で高校3年生だった斉藤裕さん(失踪当時18)が行方をくらました。就職先が決まっていた。失踪直前に2回ほど、地元の人間には見えない不審な男とケンカ騒ぎを起こして…
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2人は日本を標的にする5454諜報部隊の「木蘭花組」に従事
平壌駅から東へ約6キロ。日本を攻撃目標とした諜報活動を主な任務とする「5454部隊」が置かれている。高さ5メートルのコンクリート壁に囲まれた敷地は8平方キロに広がる。内部には落下傘訓練用の鉄塔のほか…
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国広富子さんは高級パンプス履き平壌の党幹部住宅で生活
山口県宇部市内で暮らしていた看護師の国広富子さん(失踪当時24)は1976年8月2日、忽然と姿を消した。 「失踪当日の夜、姉は自宅から50メートルの自動販売機に義理の父親のたばこを買いに行き、…
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71年に夫と失踪 園田トシ子さんは「イ・スンオク」と名乗る
1971年12月30日。養鶏業者の園田一さん(失踪当時53)、トシ子さん(同43)夫妻は大阪から帰省する次女を出迎えるため、鹿児島県曽於郡の自宅から宮崎空港に向かう途中、失踪した。 一さんは…
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日本人も加担 瀬取りの元祖は日朝諜報機関の“接触”だった
安倍政権は「対話のための対話では意味がない」としてきた対北強硬姿勢を百八十度転換し、「無条件で金正恩委員長と向き合う」と言い出した。だが、そもそも安倍政権に拉致問題を解決する力があるのだろうか? …