鉄ネタ!乗り鉄の備忘録より
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鳥海山ろく線の「ハロウィン列車」は大人も子供も楽しめる
元々、関西の風習であった恵方巻が東京で広まるのと、西洋のハロウィンが日本で認知されるのと、どちらが早かったのだろう。 まだそれほどでない頃、不意に「トリック・オア・トリート」と声をかけられ、…
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国鉄最短路線跡の風景 南海フェリー・電鉄の連絡割引切符「好きっぷ」の使い心地
九州・四国の旅から東京へ戻るにあたり、関西~成田のLCCが安かったのでこれを使った。四国~関西は紀淡海峡経由にする。 関西の人以外には馴染みがないだろうが、難波~和歌山~徳島は南海電鉄の長く…
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特急も乗り放題「四国満喫きっぷスペシャル」で土佐湾満喫
JR四国では「四国満喫きっぷスペシャル」という土・日を含む3日間、特急にも使えて8000円(窓口価格)のお値打ち品を発売していた。 期限の9月を過ぎたので一応、過去形にしたものの、10月から…
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全鉄道乗り放題“旅名人の九州満喫きっぷ”で訪ねる地方鉄道
この夏、JR九州に新幹線・特急含め乗り放題、土・休の2日間で1万円という「みんなの九州きっぷ」が発売された。元々、9月までとの触れ込みで、それに併せて予定を組んだら、出発間際になって12月までに改め…
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網走でイクラ・ウニ丼とステーキのセット、厚岸で「かきめし」…道東の食を満喫
私の旅は、地方の美味珍味とは縁がない。それでも道東での思い出の味はない訳でもなく、オホーツク海岸にある北浜駅の駅舎を用いた喫茶「停車場」のラーメンなぞ、高校生時分に大枚はたいて食べただけに印象深い。…
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1万2000円で北海道周遊 特急にも乗れてこの安さ
この夏、耳よりなきっぷの情報が飛び込んできた。その名は「HOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パス」。JR北海道全線乗り放題、しかも特急にも乗れて1万2000円という安さである。 しかし、…
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チャレンジトレインにスカイトレイン…としまえん最後の夏
本題の前に小ネタを一つ。池袋丸善の一階に置かれた西武2000系先頭部の方向幕が、この春先から「豊島園」で、かつ本来は走らない「快速急行」になっている。どなたの発案かはしらぬが、粋な計らいに拍手を送り…
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「全道ブラックアウト」からもうじき2年 青函航路の思い出
7月末、時刻表完全復刻版 1988年3月号(JTBパブリッシング刊)が復刻発売された。青函トンネル・瀬戸大橋の開業で、列島が一本でつながった記念すべきダイヤ改正号ではあるけれど、実家の本棚には、その…
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復旧した箱根登山鉄道へ 車窓からはあじさいも楽しめる
7月23日、箱根登山鉄道が運行を再開した。思えば登山鉄道は世界各地で災難に見舞われており、台湾の阿里山鉄路は2009年から不通が続き、今のところ全通予定は2022年。インドのダージリン鉄道も2010…
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つかの間の南米気分 東武鉄道で行く「日本のブラジル」
「ぐんまワンデー世界遺産パス」を使った日帰り旅。前回、深谷から下仁田に至った後は、再び上信電鉄で高崎、さらにJRと上毛電鉄を乗り継いで西桐生へ向かった。 下仁田~高崎1130円、高崎~前橋20…
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ぐんまワンデー世界遺産パスで下仁田木造駅舎と商店街散策
6月19日、待望の「不要不急の県跨ぎ移動」が解禁されたのを受け、私も久しぶりに近郊へ出かけてきた。「ぐんまワンデー世界遺産パス」という2240円で群馬県のJR・私鉄のフリーエリアの普通列車が一日乗り…
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都電「さくらトラム」でバラと菖蒲を鑑賞 5社路線の景観も
都電荒川線の愛称は「東京さくらトラム」という。「桜」を被せとけば何でもそれらしく聞こえてしまうのは我々の悲しい性だが、沿線では多少は定着したのだろうか。 荒川線がそれらしくなるのは4月初めで…
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ブルーリボン賞を受賞 特急「Laview」掛け値なしの乗車感
6月5日、2020年のブルーリボン賞(鉄道友の会が昨年デビューした最優秀車両に贈る賞)が、Laview(ラビュー)こと西武鉄道001系に決定した。 西武では外出自粛を受けしばらく平日の日中及…
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【銚子電鉄】「ポルトガルの駅舎」と「ウクライナの緑のトンネル」に触れる
「待てば海路の日和あり」とはよくいったもので、一時はいつまで続くかと思われた緊急事態宣言も、5月14日に39県で解除された。東京都とその周辺については今回見送られたものの、コロナの感染が抑えられれば全…
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120周年を迎えた鉄道唱歌 外出自粛中に暗唱に挑んでみては
新型コロナウイルスに伴う外出自粛で、家で暇を持て余す子供も多いと聞く。私は中学生の夏休み、やはり相当暇だったのだろう、鉄道唱歌の暗唱に勤しんだ。さすがに5集334番に及ぶ「全国暗記」に挑む勇気はなか…
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【東武と東京メトロ】THライナー東武70090型はすでに運用
ひと昔前であれば、「地下鉄にも指定席特急があればいいのに」なんていったら一笑にふされたはずだが、2008年、小田急ロマンスカーが千代田線に乗り入れてから風向きが変わり、2017年からはS-TRAIN…
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【東海のサイクルトレイン】“岐阜のマチュピチュ”を楽しむ
3月14、15日と「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」(2日間8610円)を使って東海地方の中小私鉄を訪ねた。 そのうち伊豆箱根鉄道、豊橋鉄道、養老鉄道では、自転車をそのまま持ち込める…
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【加悦SL広場】重要文化財の蒸気機関車は今月一杯で見納め
去る2月11日、野村克也氏が亡くなった。氏から「京都らしさ」を感じることはついぞなかったけれど、出身が網野町だから、氏が峰山高校からプロへ進んだことぐらいは京都の人なら大抵知っている。念のため補足し…
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【嵯峨野観光鉄道】もうじき桜…年間通じて絶景を楽しめるトロッコ列車
「日本で最も桜の綺麗な路線はどこか?」と聞かれても、ちょっと返答に窮する。まず思い浮かぶのは嵯峨野観光鉄道であるが、本当にそう答えてよいものかどうか自信がない。 なぜならこの鉄道は山陰本線嵯峨…
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【真岡鉄道】秋葉原から90分でSL列車に乗れる
2月29日、水戸を中心に広い範囲のJR・私鉄で使える「ときわ路パス」(春季は4月26日までの土休日有効、2180円)を利用して、真岡鉄道のSL列車に乗ってきた。その際の見聞を小ネタ集として紹介したい…