中小企業の社長に元気をもらう
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種村建具木工所 種村義幸社長、貞子さん<1>ライバルが廃業、何とか持ちこたえられている
日本の伝統的な木組みの技術を用い、木製建具や家具、オリジナルのインテリアを製造・販売している有限会社種村建具木工所(大阪市平野区)。創業65年の歴史を持つが、このコロナ禍で売り上げが減少している。 …
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モバイルエール 橘明日香社長<4>IT導入補助金の説明に強み
「補助金に強いホームページ屋」 これはモバイルエールの橘さんに付けられたニックネームだ。 ブログやインスタグラムでの集客に、オンライン会議での商談。もはやインターネットなしに商売は成り…
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モバイルエール 橘明日香社長<3>コロナ禍でも売上を伸ばす
「モバイルエールの橘明日香さんがいなかったらどうなっていたことか」 こう語るのは兵庫県の西宮北口で「寿司髙辰」を営む阪上順一さん。大正時代から5代続く創業100年を超す老舗だ。阪上さんはモバイ…
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モバイルエール 橘明日香社長<2>女性起業家のお姉さん的存在
橘さんは地元の飲食店を応援する気持ちから、テークアウト・宅配情報サイト「テイクアウト西宮」を無料で制作した。 ただ、恩恵を受けたのは利用者だけではなかった。それは、自身の子供(下は中学生)の…
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モバイルエール 橘明日香社長<1>テイクアウトの無料情報サイトを作成
飲食店が苦戦を強いられる中、小さなお店を応援しようという動きが地域を中心に展開されている。 兵庫県西宮市で無料掲載サイト「テイクアウト西宮」を運営するモバイルエールの橘さんもそのひとり。 …
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パーシヴァル 川辺友之社長<4>クラファン出資成功のカギは
クラウドファンディング(CF)は個人や企業、団体などの実行者と支援をしたい人を結びつけるシステム。購入型、寄付型、金融型の3パターンがある。 商品やサービスを支援してくれた人にリターンするの…
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パーシヴァル 川辺友之社長<3>7年間で約500件のCF案件を
川辺社長はクラウドファンディング(CF)で250万円を集めた真田幸村スーツの成功に味を占め(?)、武将スーツのシリーズ化を思いつく。第2弾の「織田信長スーツ」から第6弾の「上杉謙信スーツ」まで出した…
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パーシヴァル 川辺友之社長<2>真田幸村スーツを思いついた
父親の会社を引き継いだが、十数億円の借金で苦しみ、クラウドファンディング(CF)を活用して完済。その経験を生かそうと、パーシヴァルを立ち上げた川辺社長。原動力になっているのが、CFの可能性だ。 …
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パーシヴァル 川辺友之社長<1>「スーツはネットで」の助言
コロナ禍の影響でクラウドファンディング(CF)に注目が集まっている。CFとはインターネットを通して不特定多数から資金を調達する手段。銀行の借り入れには審査があり、希望の金額を調達するにはハードルが高…
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のぶちゃんマン 滝下信夫社長<4>アフターコロナの準備が鍵
「京都伊三郎製ぱん」はコロナの影響で売り上げが2割ほど落ちたものの、「この程度で済んでいることはありがたい」と滝下社長は前向きだ。 反対にコロナが追い風になっていることもある。大手百貨店の松坂…
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のぶちゃんマン 滝下信夫社長<3>田んぼと畑の近くに出店
十数億円の負債を抱えピンチに陥った滝下社長。しかし、チャンスの女神は見捨ててはいなかった。 「店舗の洗浄便座が爆発して店内が水浸しになったんです。『ついてないな……』と思っていたのですが、火災…
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のぶちゃんマン 滝下信夫社長<2>負債10億円も大声でBK通い
赤いほっぺに太い眉毛、バイキングを彷彿させるコスプレ、「のぶちゃんマン」に手ごたえを感じた滝下社長は店舗を拡大。アウトレットなどのB級家具専門の「家具の宝島」を大阪府堺市にオープンした。 滝…
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のぶちゃんマン 滝下信夫社長<1>コスプレに挑戦したら…
九州で有名な100円パン「京都伊三郎製ぱん」を53店舗展開するのぶちゃんマン。本業の家具や酒類販売も手掛ける。 コロナの影響で前年に比べ売り上げが20%ダウンと苦戦を強いられているが、それで…
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ヴィレッジインク 橋村和徳社長<2>バーチャルが進むほどリアルが求められる
ヴィレッジインクの橋村社長が手がける無人駅グランピングが、日経トレンディの「2021年ヒット予測ランキング」の1位に選ばれた。群馬県の無人駅に、カフェ、宿、キャンプ場、サウナを併設する「土合ヴィレッ…
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ヴィレッジインク 橋村和徳社長<1>廃校や無人駅は“宝の山”
ワーケーション(ワークとバケーションをミックスした造語)で全国を旅していると、各地でエッジが利いた人々に出会うことが多い。私は彼らを“愛すべき奇人・変人”と呼んでいる。 ■日経トレンディ「20…
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樋口メリヤス工業 中江優子社長<4>大阪のオバちゃんは辛辣
百貨店のバイヤーが興味を示した「つつした」は、当時はまだ“かかと”があった。試行錯誤をしていた3年ほど前、リクルートから声がかかる。年に1度行われるチャリティー事業で、200人のデザイナーとコラボ展…
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樋口メリヤス工業 中江優子社長<3>職人がいないなら自分で
バツグンのフィット感で定評のある、かかとのない靴下「つつした」。 高級糸や伸縮糸でこれと同じ織り方をしたマスクの売れ行きが好調なことで、コロナ危機を脱した同社だが、ここに至るまでの道のりは平…
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樋口メリヤス工業 中江優子社長<2>地元が一番大事だと気付かされた
コロナの影響で東京メトロ構内のショップの撤退を余儀なくされた中江さん。経営者としてはやむを得ない決断だった。スタッフはウイークリーマンションを借りて常駐していたが、それも大阪に呼び戻した。 …
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樋口メリヤス工業 中江優子社長<1>東京メトロ構内に出店もコロナ禍で売り上げ激減
「昔、かかとのない靴下があってな」 中江社長は知人のこの言葉にひらめいた。前後右左もかかともないサイズフリーの靴下。筒状の形状のため、「つつした」と名付けて2017年に売り出したところ、「ゴム…
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オリオン 高岡五郎常務<4>苦境の従業員支えた「5C」の理念
「ヒット商品の開発には社員の意見が不可欠。コロナ禍の前は近くの立ち飲み屋であれやこれやと飲みにケーションですわ(笑い)。コロナが収束したらぜひ、復活させたいです」 現在、従業員にはコロナ対策と…