中小企業の社長に元気をもらう
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横浜シネマリン八幡温子支配人<上>コロナ禍でも救いの神が
神奈川県横浜市にはミニシアターが3軒あるが、その内の一軒が「横浜シネマリン」。歴史を遡ると、1955年に吉本興業による「横浜花月映画劇場」が前身。「イセザキシネマ座」となって東宝系の作品を中心に上映…
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山本建築 山本剛生社長<下>若手が輝ける場所を提供したい
山本建築は静岡県下田市が地盤の建築会社。大工仕事がメインの会社だが、職人ではなく、未経験の若いプランナーやデザイナー採用を始めた。 若い人は熱意こそあれ、この不況下では仕事に恵まれない。コロ…
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山本建築 山本剛生社長<上>不況を逆手に若手をスカウト中
山本建築は静岡県下田市にある小さな建築会社だが、地元でコツコツ仕事を続けてきた信用から常に仕事の需要がある。 個人の住宅や会社はもちろん、伊豆急下田駅前のカフェ&レストランの建築やリノベーシ…
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ナカニ(日本手ぬぐい製造)中尾雄二社長<4>若い女性職人の参入でデザイン性が向上
コロナ禍で東京、大阪、神戸、京都の6店舗の休業を余儀なくされたが、従業員の雇用は守り抜いた。 「自宅待機中もオンラインで毎日朝礼を開き、コロナを乗り切るためのアイデアを募集しました。その中で出…
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ナカニ(日本手ぬぐい製造)中尾雄二社長<3>低工賃、3Kでも希望者殺到
オリジナルマスクを作ることで見事、苦境を脱した中尾社長。実はピンチはコロナの影響に始まったわけではない。同社は明治時代に大阪で確立された注染技法を今に受け継ぐ老舗メーカー。 長年、手ぬぐいの…
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ナカニ(日本手ぬぐい製造)中尾雄二社長<2>廃業も考えた
「そうだマスクを作ろう!」 ヒラメキでマスク作りに着手することになった中尾社長だったが、決して勝算があったわけではない。 もともとはメーカーのOEM(受託製造)や問屋の下請けで手ぬぐい…
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ナカニ(日本手ぬぐい製造)中尾雄二社長<1>手ぬぐいでマスクを
「私たちの商売は1月、2月は赤字スタート。4~9月で取り戻してトータルで黒字になるのが通例でしたが、今年は違いました」 大阪・堺のナカニは、地場産業である注染の技法を用いて、手ぬぐいの製造・販…