創業者たちの死闘
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俺の株式会社 坂本孝氏 「もうダメだが仕事の始まり」に勇気づけられた
ブックオフの創業者である坂本孝氏。現在は「俺のイタリアン」「俺のフレンチ」「俺の焼肉」などを展開する。 「俺のフィロソフィ」(商業界)には「7回失敗しても8回目で大勝すればいい」というフレーズ…
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パーソルテンプスタッフ 篠原欣子 「芸者の置き屋みたいなものだね」と言われ…
38歳のとき、人材派遣業のテンプスタッフ(現パーソルテンプスタッフ)を設立した篠原欣子氏。最初は東京・六本木のマンションの一室に電話をひいただけだった。 「前を向いて歩こう」(日経BPM)には…
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岡野工業 岡野雅行 途中の失敗なんか何でもねぇんだ
痛くない注射針を開発し、中小企業の星といわれた岡野雅行氏。岡野工業は「元気なモノづくり中小企業300社」(中小企業庁)にも選ばれた。 岡野氏はメディア出演も多く、著書は多数ある。 「人…
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日清食品 安藤百福 失ったのは財産たけではないか
NHKの朝ドラ「まんぷく」のモデルでも知られる安藤百福氏。チキンラーメンを生み出すまで、メリヤス販売や製塩業、栄養食品などを手掛けてきた。脱税疑惑で巣鴨プリズン(東京拘置所)に収容されたこともある。…
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京セラ 稲盛和夫「稲ちゃん、これは絶対にうれないよ」と
京都セラミック(現京セラ)、第二電電(現KDDI)を立ち上げ、日本航空の再建を成し遂げた稲盛和夫氏。「生き方」(サンマーク出版)や「稲盛和夫の実学」(日経BPM)などベストセラーは多い。 京…
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壱番屋 宗次徳二 売り上げ不振の店は掃除で蘇る
全国チェーン「CoCo壱番屋」(ココイチ)を創業した宗次徳二氏の人生は波瀾万丈だ。「日本一の変人経営者」(ダイヤモンド社)に、こうある。 「私は終戦直後でまだ社会が混乱していたころ、昭和23(…
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ヤマト運輸 小倉昌男「役人と交渉するときは下手に出たらダメだ」
クロネコヤマトの宅急便を生み出し、宅配便を日本に定着させた小倉昌男氏。「官僚と戦う男」としても有名だ。運輸省とは路線トラックの免許や運賃で対決した。 「経営はロマンだ!」(日経BPM)にこう書…
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ダイエー 中内功「革の靴に雨水を含ませ、かみしめた」
ダイエーを創業した中内功氏は生涯に2度しか自身の名前で本を出版していない。 1969年に出した「わが安売り哲学」はベストセラーとなり、世間の話題をさらった。そんな時期に、「財界のご意見番」と…