東京五輪の主役候補 知られざる素顔と実力
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陸上・田中希実 東京五輪入賞は「歩幅と持久力」がカギ
母の千洋さんによれば、小学校の徒競走やリレーではいつもビリ。「変な走り方だね」と笑ってしまうようなフォームだったというが、それが東京五輪で世界の強豪と争うまでになった。 2019年世界選手権…
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バド福島・広田はオールラウンダ― タカマツに続く金狙う
「穴がありません。攻めも守りもバランスが取れたオールラウンダーのペアです」 ソウル五輪女子シングルス銅メダリストで、元日本協会ナショナル強化本部長の芝スミ子氏にこう言わしめる。 日本ラ…
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女子卓球・伊藤美誠 心身の弛緩が生む“みまパンチ”の脅威
リオ五輪では卓球史上最年少(15歳)でメダリスト(団体)になった少女がエースに成長。東京五輪は打倒中国に燃える。 プレースタイルは独特だ。バック面に回転のかけにくい「表ソフトラバー」を使い、…
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柔道・阿部一二三&詩 兄妹の相乗効果で“激戦区日本”を突破
柔道界では初の「きょうだい代表」とあって、期待は高い。 兄の一二三は同階級の丸山城志郎との24分にわたる激烈な代表決定戦を制し、66キロ級の代表が決定。妹の詩も2020年2月のグランドスラム…
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フェアリー・ジャパンは史上最強布陣 ロシアの牙城を崩す
史上最強布陣で絶対女王のロシアに挑む。 2019年世界選手権(アゼルバイジャン)の種目別ボールで団体史上初の金メダルを獲得。総合ではロシアに肉薄し、44年ぶりの銀メダルを手にした。 …
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競泳・今井月 2大会連続五輪目指すも諦めの早さが玉にキズ
2000年生まれのミレニアム世代。前回16年のリオ五輪は15歳にして出場。準決勝に進出した。 20年12月の日本選手権では、平泳ぎ100メートル6位タイ、200メートル個人メドレーは4位も、…