元アナウンス部部長が見た「女子アナの真実」
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女子アナは日本独特の存在、良くも悪くも「会社員以上、芸能人未満」
昨年4月に「週刊文春」が報じた、フジテレビの「ステマ事件」を覚えているだろうか。「女子アナ」という職業の“あざとさ”と“難しさ”が集約された形だと、私は感じている。 発端はフジテレビの女子ア…
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ジェンダーギャップ指数120位を体現する日本の「女子アナ」の不条理
“才色兼備が必須”というとんでもない難関をくぐり抜けて入社した女子アナの労働の実態は、つい最近まで過酷だった。夜中の12時起きで午前4時台のニュースを読み、その後、日中に都内近郊のロケ、また夕方のニ…
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地方の女子アナ事情は意外と知られていない 取材から撮影、編集まですべてセルフ
私が執筆のために元・女子アナに取材していた時である。元キー局の女子アナで、結婚を機にフリーになった女性から興味深い話を聞いた。 「アナウンサーには横のつながりがあります。テレ東・テレ朝・フジ。…
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日本の女子アナは「メディア露出が多い会社員」という現実
「Yahoo!」のトップ項目に世界のニュースと並んで「△△アナが結婚」と上位項目に出るようになって久しい。婚約、妊娠・第2子出産などの記事も散見され、お笑い芸人やミュージシャンとの交際・密会などの現場…
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形だけのオーディションで報道番組に抜擢された、女子アナタレントのその後
女子アナは会社員ゆえ、突然、他の部署に異動することも間々ある。特に多いのは“男女のスキャンダル”だろう。やはりコンプライアンスに関わる案件は社のイメージを汚すことになるし、下手をすれば株価に影響を及…
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マツコ・デラックスのような“ジェンダーを超えたアナウンサー”が居てもいいじゃないか
「日本のテレビの歴史の中で女子アナとその容姿が今日ほど注目され、週刊誌などにその動向が注目される時代はなかった」と話すと「本当ですか?」と驚かれることがある。1970年くらいまではそうだったのだ。35…
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“日本一難関”「女子アナ入社試験」の実態…8割が見た目でジャッジ?
テレビ局の華ともいえる女子アナの世界を描いた小説「全力でアナウンサーしています。」(文芸春秋)が話題だ。著者は日本テレビで数多くのヒット番組を手掛けた映像プロデューサーの吉川圭三氏(64)で、日テレ…