100歳まで元気! 先達100人の証言
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「魚力」3代目 鈴木力さんは現在80歳 2年前、わずか1年間に一生分の病気ラッシュを経験
■漫画「孤独のグルメ」にも登場した「魚力」 渋谷から代々木公園や代々木八幡につながる渋谷区神山町近辺を別名「奥渋」という。大ヒット漫画「孤独のグルメ」にも登場した「魚力」の3代目鈴木力さんは、…
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ローカル紙の取材歴50年! 92歳「母ちゃん記者」涌井友子さんはいまも現役
中野区のローカル紙「週刊とうきょう」(タブロイド判2ページ、月2回、発行部数3000部弱)の編集発行人・涌井友子さんは、いまも現役の新聞記者だ。 50年前、夫(故・啓権さん)が同紙を立ち上げ…
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130年続く提灯屋の3代目 吉田二三雄さん90歳「5種類の薬を飲んでいますが大病はないです」
明治25(1892)年創業の吉田商店(渋谷区本町)の3代目、吉田二三雄さんは90歳。毎日、提灯の一文字一文字を手書きで書いている。 「昭和8年4月23日生まれのため、父親から名付けられた名前で…
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若宮正子さんは世界最高齢のアプリ開発者!「デジタルばあちゃん」が説くAIと人間の共存
「デジタルおばあちゃん」と呼ばれ、毎日のように全国各地を飛び回り、ITの地域貢献やシニア世代のデジタル推奨などをテーマに講演している若宮さん。 なんと! 58歳からパソコンを独学で習得し、パソ…
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中村桂子さん88歳「完璧でなくても『これでいいのだ』と、天才バカボンパパの境地です」
「JT生命誌研究館」名誉館長で理学博士の中村桂子さん、88歳。生命誌研究とは、生命科学の知見をふまえて、38億年前に地球に生物が誕生してから多種多様な生物の壮大な歴史物語を読み取る壮大な作業のこと。 …
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森岡和子さん93歳 Jリーガーに夢中な“恋する乙女”…「元気になるよ、大野耀平選手が好きながや」
「地震のときは怖かったぁ。ベッドの柵にやっとかっと(富山弁で“何とか”という意)つかまっていたよ」 森岡さんは現在、富山県高岡市にある「特別養護老人ホーム雅」に入所している。元日に発生した北陸…
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競馬ジャーナリスト長岡一也さん まだまだ現役「ゴルフはやめました。高齢でもできるボウリングはおすすめ」
スピード感にあふれる流暢な語り口で、レースの展開を解説しながら勝者を称える姿勢がファンを魅了してやまない競馬ジャーナリスト・長岡一也さん。漫画家のちばてつやさんや女優の佐久間良子さんと同じ1939(…
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下町の名物館長・木戸一江さん 健康の秘訣は10種類の朝ストレッチとテレビ体操
1985(昭和60)年にスタートした「3M(スリーエム)運動」は墨田区の産業PRとイメージアップや地域活性化を図る事業。ミュージアム(博物館)、マニュファクチュアリング・ショップ(工房店)、マイスタ…
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鳥居ユキさんは「仕事するには健康が大事」がモットー! 80歳の今でも第一線で活躍中
19歳でコレクションデビューの後、61年間国内外を舞台に第一線で活躍中の鳥居ユキさん。今年新刊エッセー「80歳、ハッピーに生きる80の言葉」(主婦と生活社)を刊行。「80歳で80の言葉という、この本…
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花柳界初の叙勲にも謙虚 赤坂芸者の育子姐さんが83歳の今でも「現役」のワケ
2016年、花柳界で初めて「旭日双光章 芸術文化功労」を受章した赤坂育子さん(本名・室園紀久子)。多くの人たちから「育子姐さん」と親しみを込めて呼ばれ、現在も現役。お座敷では色気のある舞踊と巧みな話…
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仕事が生きがい!船橋市地方卸売市場内で50年以上、おふくろの味を作り続けてきた名物ばあちゃん
千葉県の船橋市地方卸売市場内(JR船橋駅から徒歩15分)にある「大乃家」は、家庭料理が評判の食堂だ。 市場開設(昭和44年)とともに店を開業したという大野安枝さんは、半世紀以上もこの店を切り…
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柳橋の名物喫茶店「ときわ」の87歳店主が語る 健康の秘訣と店への愛「予約があれば開店します」
神田川の最後に架かる橋、柳橋。かつてこの地は大物政治家や文化人に愛された東京随一の花柳界だった。全盛時には100軒を超える料亭が軒を連ね、1000人もの芸者が在籍していた。だが、1999年、200年…
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膠原病の妻の世話をしながら陶芸制作 毎日15分の柔軟体操と筋トレを33年間続ける
渡辺さんは、可憐な野の花を絵付けした器をつくり続ける陶芸家だ。 12年前から妻の介護が始まり、思う存分制作に打ち込むことがむずかしくなったものの、いまも現役を続けている。 茨城県石岡…
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フォロワー数は10万人超え! 現代人の心を掴む89歳「おばあちゃんインフルエンサー」の金言
2010年の76歳の時にツイッター(現X)を始め、現在のフォロワー数は驚きの10万人超え。1日50~60ものつぶやきをアップする溝井さん。1日のリプライ(来た投稿に返信すること)の数も多い日だと数十…
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80代でモデルデビュー、健康の秘訣は庭仕事とシーバスリーガル「みんな同じように年を取り、シワになるのよ」
84歳と3カ月のある日、鈴木さんは自由が丘にあるポップアップショップ(短期出店のお店)の前で思いがけない申し出を受ける。 「『ホームページ用の写真撮影に協力いただけませんか』と声をかけられまし…
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「元町の語り部」が貫く“ダンディーおやじ”の気概…地元では杖を使わず、入れ歯のメンテは欠かさない
横浜元町。いしだあゆみの大ヒット曲「ブルー・ライト・ヨコハマ」のロマンチックな曲がぴったりの街で、憧れる人も多いだろう。 昭和3年生まれ、95歳の杉島和三郎さんは元町生まれの元町育ち。近所を…
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友人4人で電話をかけあうのが日課「お互い生きているかの確認ですね」
杉山さんは午前中、友人4人で電話をかけあうことを日課にしている。 地元の医療機関の患者で組織する「松戸健康友の会」の会長を10年ほど務めているが、電話の相手はその役員仲間で、妻に先立たれたり…
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NPO法人理事、舞台鑑賞会プロデューサー業…90歳になっても精力的に活動するバックボーン
ダジャレで笑いを取るのが得意な90歳の上蕨さん。9月21日には91回目の誕生日を迎える。「同じ誕生日の安倍元首相は国葬、俺は可哀想」と開口一番に記者を笑わせてきた。 周囲からは「人間磁石」と…
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技術者→小学校の用務員→東大で植物病を学ぶ 妻には「現役時代より忙しいわね」と言われる日々
5年前、愛車を自家用車から軽トラに換えることにした。市民グループ「酒井根コミュニティファーム」の代表を務める三浦さんにとって、野菜や肥料、資材などを運搬できる軽トラの方が便利だという理由もある。 …
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「英語教室を開いて半世紀以上。いまも現役で60人の生徒に教えています」
鍋島さんの朝は早い。5時半には起き、家の周りを掃除するのが日課だ。そんなパワフルな鍋島さんの活力の源は、英語教室の生徒たちだ。 1970年、鍋島さんは次女が1歳になろうかというときに自宅で英…