あの話題の治療法 どうなった?
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バイアグラに新タイプ “フィルム製剤”でシェアに変化か
バイアグラといえば、1998年に世界で初めて発売されたED(勃起不全)治療薬。世界中にセンセーションを巻き起こし、多くの男性から「夢の薬」「画期的新薬」などと騒がれた。 ところが、2004年…
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「高気圧酸素療法」はなぜいまだに評価されないのか
今回紹介する「高気圧酸素療法(HBO)」は戦前からある歴史的な治療法で、44年前の1972年に公的医療保険の適用を受けている。 近年、欧米では潜函病や遅発性放射線障害などに対しても臨床的評価…
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画期的治療法と日本導入 「PPH」による痔の手術は今
「痔」は3人に1人が悩む国民病のひとつ。かつての手術は「痛い!」「怖い!」が定説だったが、十数年前に画期的な治療法が日本に導入された。特殊な自動縫合装置で痔核を治すPPH(自動縫合器による直腸粘膜切除…
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20年前の最新がん治療「温熱療法」なぜ尻すぼみになった
病院が儲からないという理由で、公的保険が利く「患者にとって安くて有効な治療法」がすたれているのをご存じだろうか? そのひとつが「温熱療法」(ハイパーサーミア)だ。がん細胞は熱に弱く、42.5度以上で…
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「病腎移植」の是非 機運が高まれば否定しないが…
体内の左右に1個ずつ存在する「腎臓」は、血液の浄化、老廃物や毒素の排泄といった働きをする重要な臓器だ。 そんな重さ150グラムほどの腎臓が加齢に伴って機能を失うなどして、人工透析を受けている…
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加齢黄斑変性に対する「光線力学療法」
「加齢黄斑変性」は年齢とともに網膜の真ん中にある黄斑部に障害が生じ、視力の低下を引き起こす病気だ。60~70代に多く、高齢者の失明原因第1位として知られる。 この病気は2種類ある。黄斑部がゆっ…