ニューヨークからお届けします。
-
人工妊娠中絶が非合法化? 最高裁の文書リークで全米が大炎上
アメリカでは最高裁判所の内部文書がリークされるという異常事態をきっかけに、人工妊娠中絶の是非をめぐる大炎上が起きています。女性の健康や人生に関わる「中絶」が、文化的、宗教的、さらに政治的に利用されて…
-
米政府機関の「マスク義務付けは違法」判決で市民は大混乱
「連邦政府によるマスク義務付けは違法」というフロリダ州の連邦判事による判決で、アメリカ全土に混乱が広がっています。 4月18日に出たこの裁定は、フロリダ州をはじめ20の保守州からの訴えに対して…
-
セレブも投資…更年期女性のサポートアプリが米国で続々ローンチされる
更年期に経験する不調は、「ホットフラッシュ」と呼ばれる体の火照りや発汗、体重増加や肌荒れ、不眠やうつなどメンタルなものまで多岐にわたり、女性の8割が何らかの症状を経験するとされます。それが原因で、3…
-
ワクチンと人工妊娠中絶をめぐり、米国で保守とリベラルが激しく分断
中間選挙を半年後に控えたアメリカでは、「人工妊娠中絶」と「コロナワクチン」という、一見まったく関係がなさそうな2つの医療問題をめぐり、保守とリベラルの分断が激しくなっています。 アメリカでは…
-
米国で4回目のコロナワクチン接種開始…「打つべきか」との混乱も
アメリカで4回目の新型コロナワクチン接種が始まりました。50歳以上なら無条件でファイザーかモデルナ製のワクチンを無料で打つことができます。一方で今打つべきなのか──という混乱も広がっています。 …
-
男性用避妊ピルが99%有効と動物実験で確認 夏にはヒト臨床試験開始
開発中の男性用避妊ピル(経口避妊薬)が動物実験で99%有効だったという研究結果が発表され、避妊の方法が革命的に変わるかもしれないと大きな話題になっています。 この男性用避妊ピルは3月下旬に開…
-
コロナ禍で競技人口4割増 注目のスポーツ「ピックルボール」って何?
アメリカで今人気急上昇のスポーツが「ピックルボール」。大ブレークの理由は、やはりコロナ禍でした。 ピックルボールはテニスとバドミントンと卓球を足して3つに割ったような競技で、ラケット(パドル…
-
安くて安全なはずだったウクライナの医大…留学生は決死の脱出
ロシアの侵攻による戦火を逃れるために、3月10日時点で200万人以上のウクライナ人が国境を越えて避難しています。そして避難民の中には少なくない数の留学生がいて、人によってはウクライナ人以上の困難を体…
-
米国でマスクを外したくない若者の新トレンド「マスクフィッシング」とは
CDC(米疾病対策センター)が2月下旬にマスク着用に関するガイドラインを変更したことで、感染率が高い一部地域以外のアメリカ人(全人口の約7割)がマスクを着用しなくていいことになりました。ところが、若…
-
HIV感染パンデミック収束への一歩か? 完治した世界3例目は女性
新型コロナウイルスによるパンデミックは地球上の多くの場所でいまだに収束していません。しかしそれ以前は、パンデミックといえばエイズ禍のことでした。エイズの原因となるHIVウイルス感染は40年間にわたり…
-
コロナ後遺症の味覚・嗅覚障害の原因をコロンビア大学などが発表
コロナ感染が下降を続けるアメリカでは、各州でマスク義務付け規制が緩和されてきています。そんな中で改めて問題になっているのはコロナ後遺症ですが、症状の一つである味覚・嗅覚障害の原因を明らかにする論文が…
-
3回目接種「あり」の症状が出る確率は「なし」より66%低くなる 米で論文が
オミクロン株によるアメリカのコロナ感染はピークを越えましたが、先週の時点で1日の死者が2400人と、昨年のデルタ株の記録を更新。まだまだ予断は許しません。そんな中「ブースターショットがオミクロン株に…
-
米CDCがマスクのガイドライン変更「オミクロンに布マスクは効果なし」
ニューヨークで年明けから目立ち始めたのが高機能マスクです。先がクチバシのようなKN95が最も多く、医療者だけが着けていた頭かけタイプのN95マスクも見かけるようになりました。アメリカの病院ではN95…
-
パンデミックを終わらせる唯一の方法は「ワクチン平等」 米国でフレーズが聞かれるように
ニューヨークではオミクロン株の感染がピークを越えましたが、果たして次の波は来るのか? この疑問とともに「平等なワクチン接種」というフレーズが聞かれるようになっています。先進国でどんなにワクチン接種が…
-
アメリカで始まったコロナとの共生実験…行方はどうなる?
1月6日時点でのアメリカの新型コロナ新規感染者数は1日平均約61万人といまだ上昇中です。しかし、アメリカは国も自治体もロックダウンはしていません。入院者総数の11万人が、感染規模に比べて低いという判…
-
命か職か…地球温暖化で問われる米国「大辞職時代」の労働
パンデミックをきっかけに、多くの人が職に戻らない、またはこれまでの仕事を辞める──。そんなアメリカの歴史始まって以来の「大辞職時代」が止まりません。コロナ感染の危険やストレスなどで、命や健康のリスク…
-
米国のパンデミック"大辞職時代”は22年も続く ビジネスで守るべきは「金より命と健康」
アメリカではコロナによるシャットダウンで多くの人が解雇されました。経済再開後も人々が職に戻らない、それどころか新たに仕事を辞める人が続出している状況が「大辞職時代」と呼ばれているのをご存じの方も多い…
-
肥満でコロナが重症化する意外なワケ スタンフォード大が発表
新型コロナウイルス感染症の重症化が肥満症の人に多いのは、ウイルスが脂肪細胞に直接感染するから……というスタンフォード大学の研究結果が話題になっています。 アメリカでは新型コロナが重症化して死…
-
オミクロン株感染対策「入国禁止」は科学的に効果がない? 米国では批判の対象に
世界を震撼させている新型コロナウイルスのオミクロン変異株。巷間で取り沙汰されているほど高い感染力があるのか、ワクチンへの耐性や重症化リスクの高低に関して、今この原稿を書いている12月初めの時点では科…
-
日本のコロナ感染者が激減した理由を海外メディアはどう伝えているのか
ヨーロッパとアメリカで再び感染が拡大する新型コロナウイルス。そんな中、日本の感染がなぜ激減しているのか? 海外メディアではこんなふうに伝えています。 まず、感染が拡大しているお隣、韓国との比…