ニューヨークからお届けします。
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ワクチン未接種はレストランに入れない…見えてきたアメリカの「ニューノーマル」
アメリカでは目標より1カ月遅れて、ついに一度でもワクチンを接種した成人が7割を超えました。一方で新規感染者が再び1日10万人に迫り(8月5日現在)、その9割以上がデルタ株とされています。ワクチン接種…
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感染拡大なのに五輪続行…混乱する米国人へのメディアの説明
コロナ感染急拡大の中、なぜ五輪は続けられるのか? というアメリカ人の疑問に対し、その理由を説明する記事が一斉に出されています。 ロイター通信は、五輪の“バブル”内の8割はワクチンを接種してい…
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「日本人の気持ちとは共鳴しない」米メディアが伝えた五輪開会式
コロナ禍での五輪開催について、アメリカメディアも日本人が抱えるのと同様の複雑な思いを伝えています。 ニューヨーク・タイムズは「通常なら戦うのはアスリート。しかし今回に限っては、開幕させるため…
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疑問だらけ…日本の新型コロナ水際対策、実体験リポート
これを書いている時点で東京五輪開幕まであと1週間、この小文が出るまで何が起きているか予測もつきません。そんな中、たまたまこのタイミングで日本に一時帰国する必要があり、日本の水際対策を体験することにな…
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米で認可の3つのワクチンはデルタ株にも効果 ファイザー製で64%
アメリカは7月1週目の時点でデルタ変異株が新規感染の5割を超え強い感染力を見せていますが、同時に3種類のワクチンがデルタ株に効果があることも分かってきています。 アメリカの現時点でのワクチン…
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トランスジェンダーの生徒は「自覚する性」のトイレに入るのを許可すべき 米で判決
トランスジェンダーにとって大きな勝利となる決定が、先月26日に最高裁で下され大きな話題となっています。 バージニア州のギャビン・グリムさんは女性として生まれましたが、高校1年の時、自分が自覚…
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ミルクチョコレートを朝一番に100g食べれば痩せる スペインの大学研究チームが発表
ニューヨーカーの2大好物といえば、コーヒーとチョコレート。ニューヨークには、コーヒーとチョコレートのおいしい店が本当にたくさんあります。でもカフェインや糖分取り過ぎなど何かと目の敵にされがちな2つの…
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米国の新型コロナ予防の未来に影を落とすワクチンの政治化
ニューヨークは6月15日の時点で1度でもワクチンを受けた成人が7割を超えた14番目の州となり、ほとんどの場所でのマスク着用義務やソーシャルディスタンスが解除されました。 ニューヨークのランド…
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アメリカがコロナのトンネルを抜けたら待っていた住宅ブーム
コロナからの経済再開が本格的に始まっているアメリカで、住宅ブームが起きています。特に、郊外よりもっと外側のエリアで住宅需要が急増し、場所によってはパンデミック前の価格の3割増から2倍という異常事態に…
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大坂なおみが世界のメンタルヘルス意識を変える理由
大坂なおみが全仏オープンテニスを棄権したニュースは、心の病気への意識を大きく変貌させようとしています。 大坂なおみが当初「試合後の記者会見に参加しない」と宣言した時、称賛の一方で、批判も強く…
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テキサス州の人工妊娠中絶事実上の全面禁止に全米が大論争
テキサス州で人工妊娠中絶の事実上の全面禁止となる厳しい法律が成立し、全米で大論争となっています。 「ハートビート法」と呼ばれる法律は胎児の心音が探知できた場合、つまり妊娠約6週間以降の中絶が違…
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ワクチン接種で1億円が当たる…それでも集団免疫が危うい理由
アメリカは5月半ばの段階で12歳以上の子供への新型コロナワクチン接種が始まり、人口の35%が接種を完了、感染者も減り始めています。ここにきて接種のペースが落ちているため、各州ではあの手この手で一人で…
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病気の要因に…世界の健康をむしばむ「環境的人種差別」とは
アースデーにバーチャルで開催された気候変動サミットでは、アメリカが温室効果ガスの削減目標を2005年レベルの50%とし、それを30年までに達成するという大胆な宣言がニュースになりました。一方で、「環…
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日本のコロナワクチン接種の遅れ 米国メディアも今後に懸念
オリンピック是非論が白熱する中、日本のワクチン接種の遅れに関して、米メディアでも報道が増えています。 現在、世界で最もワクチン接種率が高いのはイギリスで、1度でも摂取した人は人口の半分。それ…
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「ワクチンパスポート」はマスクに続く政治案件になるのか
アメリカでは4月8日現在、一度でもワクチン接種を受けた成人は全体の4割を超えています。バイデン大統領は今月19日までには、望めば成人全てが接種可能になると発表。ニューヨーク州では今月6日から16歳以…
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可能な限り1人では行動しないで NY在住日本人に注意喚起
トランプ前大統領が新型コロナを「チャイナウイルス」と言い続けたことが原因とされる、アジア系アメリカ人に対するヘイトクライムはさらにエスカレートし、在住日本人の間でも不安が高まっています。 ア…
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米Z世代の6人に1人がLGBTQと自認 3分の2がバイセクシュアル
アメリカのZ世代(1990年代中盤以降に生まれた世代)のうち、18~23歳の6人に1人がLGBTQ(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー・クエスチョニング)であると自認していること…
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長引く新型コロナ後遺症…ワクチンで症状が軽減した人4割
日本でも問題になっている長期にわたるコロナ後遺症。このつらい症状が、ワクチン摂取により軽減されるケースが報告され、注目が集まっています。 アメリカでは、コロナに感染した人に後遺症が出る確率は…
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米国人は今夏、独立記念日の花火を見ることができるのか?
WHOがグローバル・パンデミック宣言をしてから1年となる3月11日は、世界最悪の新型コロナ感染国アメリカにとって記念すべき日となりました。ニューディール以来ともいわれる巨額のコロナ救済予算が成立。そ…
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コロナパンデミックで看護師志望者が急増した理由とは?
2021年3月初旬現在、死者が52万人という惨事を生み、今も進行中のアメリカのコロナ禍で、一筋の光のようなニュースが静かな話題になっています。パンデミックをきっかけに看護師志望者が増加しているのです…