著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

米国の独身女性の3人に2人は中絶反対派の男性とはデートしない…衝撃の調査結果

公開日: 更新日:

 独身女性の3人に2人は、中絶に反対意見を持つ相手とはデートしない。そんなショッキングな調査結果が発表され、驚きが広がっています。

 世界最大規模の恋愛・結婚マッチングサイト、マッチ・ドットコムが、2022年に5000人の独身者を対象に行った調査によれば、独身女性の3人に2人が「中絶に反対の相手とは付き合わない」と答えています。

 今年6月、アメリカ最高裁は「人工妊娠中絶の権利は、憲法によって守られない」という判断を下しました。その直後アメリカ50州のうち14州で中絶が事実上禁止となり、そうでない州でも賛成派と反対派が真っ二つに分断。政治から文化に大きな影響を与えていることは、既に何度かこのコラムにも書きました。

 今回の調査では、最高裁判断の影響が日常生活にも及んでいることを明らかになりました。

 この判断以降、独身女性の12%が、デートすること自体をためらうようになった。20%がセックスするかどうか戸惑うようになったと答えています。

 またセックスライフが変化したと答えた人は男女合わせて8割。最も変わったのは、「コンドームを頻繁に使うようになった」「セックスするのを躊躇するようになった」そして「妊娠を恐れるようになった」がトップ3となりました。

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