著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

フードテックに見た未来への希望 テクノロジーの祭典CESレポート

公開日: 更新日:

 毎年ラスベガスで開催されるテクノロジーの祭典CES。EV(電気自動車)から家電、メタバースまで、華やかな最新のイノベーションに注目が集まる中、ヘルステック、フードテックといった、私たちの生活に密着したイノベーションが、大きな注目を浴びました。

 今回も筆者の取材を元にレポート、分析します。

 前回お伝えした通り、2023年のCES全体を貫くテーマは「ヒューマン・セキュリティ・フォー・オール(全ての人の安全)」。災害、貧困、病気、不景気など人類が直面する問題を、テクノロジーで解決、世界の人の人権を守っていこうという、気合いの入ったメッセージです。

 その動きは大企業のメディア向けプレゼンにも反映されました。

 Samsungは、環境保護のパイオニア企業パタゴニアとのコラボで開発した、環境へのマイクロプラスチック放出を減らす洗濯機を発表。パナソニックは、髭剃りなどパーソナルケア商品のリサイクルプログラムの開始を宣言。サステナビリティを強く打ち出す動きが目立ちました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…