ニューヨークからお届けします。
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米国では若者の7割以上がメンタル不安…助けを求めるのはポッドキャスト
アメリカの若者の7割以上はストレスで疲れ切っている、4割がメンタル症状の診断経験があるなど、問題は深刻です。彼らが助けを求めているのが、メンタルをテーマにしたポッドキャストです。 ポッドキャ…
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全米で人工妊娠中絶の是非めぐる住民投票が注目だが…目的が州によって全く逆という驚き
11月8日はアメリカ中間選挙です。上下院議員や州知事選以外に、いくつかの州で行われる住民投票が注目されています。人工妊娠中絶の是非を、議会でも裁判所でもなく、住民自身が決める投票だからです。 …
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ハロウィーンを前に…キャンディそっくりな虹色のドラッグまん延を全米中の親が懸念
ハロウィーン直前、アメリカの親たちが、あるドラッグに対する不安を訴えています。それは、キャンディと間違えそうな虹色のドラッグ「レインボー・ファンタニル」です。 アメリカでは1年間に10万人以…
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大坂なおみだけじゃない…米国ではZ世代の4割がメンタルの診断を経験
Z世代(1997年代〜2012年生まれ)といえば、デジタルネイティブでこれからの消費の中心と期待され、もてはやされることが多い若者世代です。しかし彼らの最大の特徴の1つは、メンタルヘルスの問題に直面…
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バイデン大統領が大麻所持で有罪になった6500人を恩赦 米国で大きな反響
バイデン大統領が大麻所持で有罪になった約6500人を恩赦すると発表し、大きな反響を呼んでいます。 アメリカでは50州のうち、19の州とワシントンDC(コロンビア特別区)で大麻が完全に合法化さ…
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アルツハイマー病の新薬「症状悪化27%抑制」 実用化へ米科学者から期待と懸念が
日本のエーザイとアメリカのバイオジェン、2つの製薬会社が共同開発しているアルツハイマー新薬「レカマネブ」が、全米で大きな反響を呼んでいます。病気の進行を抑える初めての画期的な治療薬として、多くのマス…
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「鶏肉を風邪薬で煮ないでください」米FDAの大真面目なコメントで…
アメリカには「ナイキル」という風邪薬があります。青緑色の透明なシロップで、飲むとよく眠れるため人気が高く、筆者も愛用しています。 この風邪薬のシロップで鶏肉を煮るという、ありえないミームがネ…
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日本の老人ホームで「働く」日本の赤ちゃんがアメリカでも話題に
日本でも話題になった、日本の老人ホームの「赤ちゃん職員募集」が、アメリカのニュースでも取り上げられています。 ニューヨークタイムスやヴァイス・ニュースなどが紹介したのは、北九州にある老人ホー…
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ネイティブ・アメリカンの平均余命が劇的に短くなった理由
コロナのパンデミック以降、アメリカ人の平均余命は3年も縮まりました。過去100年間で初めてです。それだけでも驚きなのに、さらに衝撃だったのは、アメリカの先住民族ネイティブ・アメリカンに限っては、6年…
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いつ打てば…? 米国がオミクロン変異株対応ワクチン認可で大混乱
アメリカでは先週、オミクロンBA5株対応のワクチンが認可されました。最も多い人では5回目の接種になりますが、すでに混乱が起きています。 ファイザー社とモデルナ社が同時に認可を受けたのは、いま…
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お金か中絶か? 中間選挙で不条理な選択を迫られるアメリカ人
2022年のアメリカの夏は激動の季節でした。人工妊娠中絶が違憲という衝撃的な判断が下されたかと思うと、史上まれにみる激しいインフレに襲われました。 続いて秋には大統領選の次に重要な中間選挙が…
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TikTokでバズってる「クワイエット・クイッティング」って何?
「クワイエット・クイッティング(Quiet Quitting)」という言葉が、TikTokでバズっています。直訳すると「静かに辞める」ですが、別に仕事自体を辞めるわけではありません。「もう必要以上に一…
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ソーシャル・ディスタンスは不要…米CDCがコロナ予防の新ガイドラインを発表
9月の新学期を前に、アメリカCDC疾病対策予防センターが新たなコロナ予防ガイドラインを発表しました。ソーシャル・ディスタンスの廃止など思い切った措置に、ついに本格的なニューノーマルがやってきたと、大…
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アメリカでも…国民の意に反した中絶禁止の裏に宗教の存在が
アメリカ最高裁判断により、人工妊娠中絶が違法とされて1カ月が過ぎました。折しも日本では政治と宗教の関係が大きくクローズアップされています。そこで今改めて注目したいのは、アメリカ人から中絶の権利を奪い…
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サル痘拡大の一方で「名前が差別的」と米自治体がWHOに申し入れ
先週、この連載でアメリカでの「サル痘」の感染拡大について書いてから1週間、さらに感染が広がっています。 一方で、「サル痘」という名前が差別的と、問題になり始めています。 今日28日木…
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突然のサル痘感染激増…ニューヨークのLGBTQコミュニティに不安広がる
オミクロンBA5株の感染が収束しない中、アメリカではサル痘患者の数が過去3週間で3倍に増加しました。中でもLGBTQコミュニティでの感染が目立ち、懸念が広がっています。 サル痘はすでに、世界…
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米国ではコロナ感染急拡大の一方で…オミクロンBA.5対策はほぼ無視状態
アメリカのコロナ感染は再び増加に転じています。これまでで最も感染力が高いとされるオミクロンBA5株にウイルスが置き換わったためで、1日の感染者数は13万人。しかしほとんどのアメリカ人は、意識もしてい…
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リッチなニューヨーカーのトイレ対策はボトックスとPAE
アメリカのこの夏の旅行者の数はパンデミック前の水準に戻りました。そこで話題なのが、ニューヨークの高級別荘地に向かう大渋滞と、トイレ対策です。リッチなニューヨーカーがトイレ休憩を減らすための、特別な施…
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暗黒時代への第一歩? 米最高裁が人工妊娠中絶は違憲と判断
6月24日金曜日、アメリカ最高裁で人工妊娠中絶は違憲という判断が下され、女性の権利は約50年前に後退しました。あれから1週間、保守が強い州では中絶が次々に禁止となり、全米で抗議行動が続いています。 …
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粉ミルクの次はタンポン危機…米国での深刻な品不足が女性の健康を脅かす
赤ちゃんの粉ミルクの深刻な品不足についてお伝えしたばかりですが、続いて今度は女性の必需品タンポンが不足して問題になっています。なぜ女性に必要なものばかりが足りなくなるーー? アメリカの女性たちは悲鳴…