進化する糖尿病治療法
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これさえすれば血糖値が下がる…ワンポイント情報に騙されない
2019年4月にスタートした本連載が、今回で最終回になります。糖尿病専門医としての私の思いを伝えたいと思います。 昨日、今日の外来でもそうでしたが、ゴールデンウイーク明けくらいから、30~5…
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「低GI値」を意識した食生活で血糖値を下げられるのか
「GI(グリセミック・インデックス」は、食後血糖値の上昇度を示す指標のこと。1981年、トロント大学のジェンキンス博士らが、「糖質量が同じでも、血糖値を上昇させる速度や程度に差がある」として、GIに関…
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どんなに食事に気を付けていてもLDLコレステロールは劇的には下がらない
「食事にも気を付けているし、週3回はジョギングをし、スポーツジムにも通って運動をしているのに、悪玉コレステロールが下がりません。薬を飲みたくないので、なんとか下げたいのですが」 40歳の男性は…
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子供の将来のためにも今日からバランスの取れた食生活を
初診の患者さんに私が必ず聞くことのひとつが、両親が糖尿病であるかどうか。父親、母親共に糖尿病である場合は生活習慣の改善だけでは対処しづらいケースが珍しくありません。糖尿病が遺伝するかどうかは、科学的…
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「断食」は骨や筋肉に悪影響 骨粗しょう症のリスクを高める
「プチ断食」や「プチファスティング」が、相変わらず人気です。関連した本が何冊も出ていますし、雑誌やテレビで特集を組まれているのもよく見かけます。 話題となる断食(ファスティング)はいずれも、固…
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糖質の取りすぎよりも問題なのは、運動不足と脂肪多めの食事
ご飯やパンなど糖質が好きだから、糖尿病になった。そう考えている人が結構いるのですが、日本人で糖尿病が増えたのは、糖質をたくさん取るようになったからではありません。 糖尿病による死亡数、脂肪摂…
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高血圧の薬 あなたに合ったものが適切に処方されていますか
「高血圧の薬の種類によっては糖尿病のリスクを上げたり下げたりするとのことですが、カミサンが飲んでいる薬は大丈夫でしょうか」 患者さんから、質問がありました。その方の奥さんは高血圧で、高血圧の薬…
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お酒を飲まない人の肝炎は「2型糖尿病」の低血糖リスクを上げる
「NAFLD(ナッフルド)」が2型糖尿病の低血糖リスクを上げることを示すデータが、韓国の研究者によって、米国医師学会が発行するオープンアクセス医学雑誌「JAMA Network Open」(2月)に掲…
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「桜観察」を続けていたらいつの間にかジョギングが日課に
お花見シーズンです。今年は3月17日に、福岡で全国で最初となるソメイヨシノの開花が観測されました。日本気象株式会社の発表によると、全国的に平年より気温が高くなる予想となり、東日本、西日本では満開時期…
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中性脂肪の「本当の数値」を知っていますか?正常だと思っていたら…
中性脂肪の場合、健康診断や人間ドックで示される数値が、「本当の数値」とは限りません。つまり、正常範囲内だと思っていたら、そうでない可能性もあるのです。 中性脂肪は、血液中に存在する脂質です。…
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足裏がじーんとしたり靴下を2枚履いている感じがあればすぐ病院へ
初診の患者さんが「体がだるく、喉の渇きがひどい。ダイエットをしているわけでもないのに痩せてきた」という話をしたら、たいていの医者はがん、甲状腺機能異常、糖尿病を思い浮かべるでしょう。 その中…
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ヨーグルトを積極的に食べると「2型糖尿病」になりにくい?
ヨーグルトを積極的に食べると、2型糖尿病のリスクを低下できるという研究結果が発表されています。ハーバード公衆衛生大学院栄養学部の教授らが行ったもので、10万人以上を対象に健康状態についてのアンケート…
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血糖コントロールはしっかりでき低血糖は起こしにくい薬
現在、日本の2型糖尿病の治療現場でもっとも多く使われている薬がDPP-4阻害薬です。糖尿病の薬には、膵臓からのインスリン分泌を促すことで血糖値を下げるインスリン分泌促進系と、インスリン分泌以外の作用…
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薬や治療に対する質問は大歓迎 事前にメモしておけばスムーズ
患者さんの中には、「先生の言うことに反論してはいけない」と思っている方がいます。「薬を変更したいと言うと嫌がられるのではないか」「質問をすると怒られるのではないか」と、言葉をのみ込んでいる方はかなり…
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薬を早い段階で飲み始めるか、食事と運動でギリギリまで頑張るか…
糖尿病専門医は患者さんを診察していく中で、今の状態だと血糖コントロールは今後どのように変化し、あと何年くらいで合併症が出てくるだろうと予測しながら、治療計画を立てています。 進行を遅らせ、合…
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HbA1c7%以下を長期に維持してる人はコロナ感染しても重症化しない
血糖値の1~2カ月の平均を反映し、血糖コントロールの指標となるHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)。この数値を良好に、さらに長期的に保つと、新型コロナウイルスに感染しても重症化しないことが、米国の…
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SGLT2阻害薬 日本で初めての慢性腎臓病治療薬として承認
昨年8月、SGLT2阻害薬である「フォシーガ」が、日本で初めての慢性腎臓病(CKD)の薬として承認されました。SGLT2阻害薬は2014年に2型糖尿病の治療薬として発売され、一部は19年に1型糖尿病…
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痩せているのに糖尿病予備群…インスリン抵抗性が肥満者と同程度
痩せている若い女性は、肥満の女性と同じように、将来的に糖尿病を発症するリスクが高いことが研究で明らかになっています。 日本は、世界でも有数の「痩せ形女性」が多い国。先進国の中では、痩せ形(体…
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ストロング系チューハイ「2本目」に手を伸ばす前に考えてほしいこと
ストロング系チューハイは、アルコールを摂取する方なら大抵の方がご存じの通り、アルコール度数が9~12%と非常に高く、ジュースのような甘い口当たりと清涼感で、グイグイ飲めるお酒です。 ビールや…
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アルコールのカロリーは糖質より「度数」の方が糖尿病には影響が大きい
年末年始は、飲酒量が増える季節です。コロナの影響で忘年会や新年会が例年より減ったとはいえ、飲む機会は平時よりはあるのではないでしょうか? 糖尿病の人がアルコールを飲む時の注意点や心掛けについて、今回…