所属プロが1億円所得隠し モーレツな「お父さん犬」の稼ぎ
そんなに儲かるのか、と驚いた人も多いんじゃないか。
ソフトバンクのCMで人気の“お父さん犬”が所属する「湘南動物プロダクション」(千葉・成田市)が、東京国税局から所得隠しを指摘されていた問題。同社はすでに修正申告を済ませたというが、昨年までの5年間で約1億円、追徴税額は重加算税を含めて約4000万円というから、なかなか羽振りがいい。
「テレビに出演する動物の約9割が同社所属といわれます。また、芸能人の薬物事件が絶えないこともあり、最近は、CMも含めてテレビ業界全体が“子ども”と“動物”にシフトしている。人間の大人と違ってスキャンダルも起こさないからスポンサーも安心だし、ギャラも安い。コスパがいいんです」(テレビ局関係者)
10年も続いている日本テレビ系の「天才!志村どうぶつ園」をはじめ、確かに、子どもや動物をテレビで見ない日はない。
民間の信用調査会社などによると、同社は犬や猫以外にも、ライオンやトナカイなど約400頭の動物を所有。昨年7月期の売り上げは約7000万円なんだとか。