たけし、さんま、鶴瓶がメロメロ 吉田羊が持つ“多角的”魅力
さらに、「A-Studio」(TBS系)の鶴瓶、「さんまのまんま」(フジ系)の明石家さんままで、共演する大物がことごとく吉田に魅了される。
「A-Studio」では、テレビで端役を演じていた吉田を見いだしたのが中井貴一で、彼の推薦で三谷幸喜の舞台に出るようになったというエピソードも紹介されていた。そういう不遇時代を経て、今があるから、余計に輝いて見えるのだろう。
先日、「ぴったんこカン★カン」(TBS系)に出演した際、一升瓶を持参し、「きょうは吉田羊の酒場放浪記をやる」と言い出し、安住紳一郎(41)を翻弄、安住もまんざらではないようで、楽しげな雰囲気がよかった。ちょっと前まで、米倉涼子がこんな役割だったのに、すっかり吉田に取って代わられた感が。
「役に色がつくので、年齢は非公表」なはずが、安住に「私よりも上か下かだけ言って下さい」と迫られ、「同世代かな」と言ってしまう、スキのあるところも魅力的。演じてよし、トークよし。
遅れてきたアラフォー(?)女優、吉田羊から目が離せない。
(コラムニスト)